モーリス・ブーテ・ド・モンベル
(Maurice Boutet de Monvel)(1850〜1913)
9人兄弟の長男としてオルレアンに生まれ、3歳でパリに移った。肖像画家、歴史画家として早くから名をなしたが、1880年、子供雑誌「サン・ニコラ」に迎えられる。クレーンの『幼な子のオペラ』等を見て意欲をそそられ、最初の絵本『古い小唄(シャンソン)とロンド』が生まれた。故郷オルレアンを愛し、しばしば長期滞在した彼は、ジャンヌ・ダルクの生涯を畢生の画題としていた。『ジャンヌ・ダルク』は横長の極彩色石版絵本で、全48ページの歴史絵巻。
*モンベルの絵本*
- 『子ども景色』
(アナトール・フランス文 いしざわさえこ訳 ほるぷ出版)
- 『ジャンヌ・ダルク』
(モンベル画・文 矢川澄子訳 ほるぷ出版)
- 『ラ・フォンテーヌ寓話』
(ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ作 伊藤比呂美訳 白泉社)
*モンベル関連サイト*
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