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12月8日、2008年のトペリウス賞およびアーヴィド・リーデッケン賞(いずれもフィンランド)受賞作が発表されました。
★トペリウス賞★
Topelius-palkinto
受賞作
"Brev till varldens ande"
by Annika Luther
【特殊文字】varldens と ande はいずれも a の上にウムラウトがつく
▼表紙の画像(出版元 Soderstroms のウェブサイトより/Soderstroms の2つの o にウムラウトがつく)
http://www.soderstrom.fi/Book.php?id=1284758081
・受賞作はスウェーデン語で書かれた読み物。
・本作は2008年フィンランディア・ジュニア賞の候補にもなった。
注)フィンランドではフィンランド語とスウェーデン語の2つが公用語。本賞は、どちらの言語で書かていても対象になる。
受賞作のフィンランド語版の情報は次のとおり。スウェーデン語の原作と同時に出版された(出版社は異なる)。
フィンランド語版タイトル "Kirje maan aariin"
フィンランド語訳 Tarja Teva
【特殊文字】aariin の2つの a の上にウムラウトがつく
▼フィンランド語版の表紙画像(出版元 Teos のウェブサイトより)
http://www.teos.fi/kirjat.php?id=203
★アーヴィド・リーデッケン賞★
Arvid Lydecken -palkinto
受賞作
"Puistolan vihreat kunnaat"
by Markku Kaskela
【特殊文字】vihreat の a の上にウムラウトがつく
・受賞作は読み物。
▼表紙の画像(出版元 Tammi のウェブサイトより)
http://www.tammi.fi/kirjat/ISBN/9789513141400/
★トペリウス賞およびアーヴィド・リーデッケン賞について
どちらもフィンランド児童文学作家協会(Suomen nuorisokirjailijat ry)が主催。現在、トペリウス賞(1946年創設)はヤングアダルト向け作品、アーヴィド・リーデッケン賞(1969年創設)は低年齢向け作品(絵本、読み物の別は問わない)を対象としている。
【参考】
▼主催者公式ウェブサイト
http://www.nuorisokirjailijat.fi/
▽アーヴィド・リーデッケン賞について
(メールマガジン「月刊児童文学翻訳」2007年12月号)
http://www.yamaneko.org/mgzn/dtp/2007/12.htm#bungaku2
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