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2018年10月12日、ドイツ児童文学賞がフランクフルト・ブックフェアで発表されました。
Deutscher Jugendliteraturpreis 2018
Preistraeger
●絵本部門
Bilderbuch
Oyvind Torseter(絵と文)オイヴィン・トールテェーテル
(OyvindのOに/)
"Der siebente Bruder,
oder Das Herz im Marmeladenglas"
ノルウェー語からの翻訳 by Maike Dorries
(Dorriesのoに¨)
Gerstenberg Verlag
●児童書部門
Kinderbuch
Megumi Iwasa(作)岩佐めぐみ
Jorg Muhle(絵)イョルク・ミューレ
(Jorgのoに¨、 Muhleのuに¨)
"Viele Grusse, Deine Giraffe"
(Grusseのuに¨、ssはエスツェット)
日本語からの翻訳 by Ursula Grafe
(Grafe のaに¨)
Moritz Verlag
『ぼくはアフリカにすむキリンといいます』(高畠純絵/偕成社2001)
●ヤングアダルト部門
Jugendbuch
Manja Prakels(作)
(Prakelsのaに¨)
"Als ich mit Hitler Schnapskirschen ass"
(ssはエスツェット)
Verbrecher Verlag
●ノンフィクション部門
Sachbuch
Gianumberto Accinelli(作)
Serena Viola(絵)
"Der Dominoeffekt,
oder Die unsichtbaren Faden der Natur"
(Fadenのaに¨)
イタリア語からの翻訳 by Ulrike Schimming
Fischer Sauerlander
(-landerのaに¨)
●青少年審査員賞(青少年で構成される青少年審査委員会が選定)
Preis der Jugendjury
Angie Thomas(作)アンジー・トーマス
"The Hate U Give"
英語からの翻訳 by Henriette Zeltner
cbj
『ザ・ヘイト・ユー・ギヴ あなたがくれた憎しみ』(服部理佳訳/岩崎書店2018)
●特別賞
Sonderpreis
これまでの作品と功績に対しておくられる
(翻訳家)
Uwe-Michael Gutzschhahn
※1952年、ドイツ、ラインラントのランゲンベルク生まれ。ドルトムントで育ち、のちにドイツ語学と英語学を学ぶ。20年の間、いくつかの児童書出版社で編集と企画に携わったのち、2001年からは、翻訳家、作家、編集者としてフリーランスの道を歩んでいる。ケヴィン・ブルックスの最初の小説が出た翌年に、幸運にもそれを訳する機会に恵まれ、これまでブルックス作品の20冊以上を翻訳。一方で長年にわたり、子どもの詩に取り組み、この分野の本にも携わっている。ロバート・ポール・ウェストンの"Zorgamazoo"をドイツ語に訳したほか、現在までの翻訳書は150冊以上に上る。ドイツ児童文学賞では14回ノミネートされ、そのうち2回で受賞している。現在はミュンヘン在住。
●特別賞新人部門
Sonderpreis Neue Talente 2018
Gesa Kunter(翻訳)
"Schreib! Schreib! Schreib! Die kreative Textwerkstatt",
Katarina Kuick and Ylva Karlsson(作)
Beltz & Gelberg
スウェーデン語からの翻訳
▼ドイツ児童文学賞公式サイト
http://www.jugendliteratur.org/
▽ドイツ児童文学賞受賞作品リスト(やまねこ資料室)
http://www.yamaneko.org/bookdb/award/de/dj/index.htm
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