Page 3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼【グ】The Pea and the Princess 河まこ(WYN-1009) 04/5/4(火) 22:12 ┣Re:【グ】The Pea and the Princess NON(WYN-1019) 04/5/7(金) 12:37 ┃ ┗Re^2:【グ】The Pea and the Princess 河まこ(WYN-1009) 04/5/7(金) 15:47 ┃ ┗Re:Re^2:【グ】The Pea and the Princess NON(WYN-1019) 04/5/18(火) 13:48 ┃ ┗Re^3:【グ】The Pea and the Princess 河まこ(WYN-1009) 04/5/19(水) 9:17 ┃ ┗Re:Re^3:【グ】The Pea and the Princess NON(WYN-1019) 04/5/30(日) 18:15 ┣Re:【グ】The Pea and the Princess SUGO 04/5/11(火) 12:31 ┃ ┗Re^2:【グ】The Pea and the Princess 河まこ(WYN-1009) 04/5/11(火) 13:50 ┃ ┗Re^3:【グ】The Pea and the Princess SUGO 04/5/14(金) 9:39 ┃ ┗Re^4:【グ】The Pea and the Princess(ゴミ) 河まこ(WYN-1009) 04/5/15(土) 13:36 ┃ ┗Re^5:【グ】The Pea and the Princess(ゴミ) hanemi 04/5/15(土) 14:17 ┃ ┗Re^6:【グ】The Pea and the Princess(ゴミ) SUGO 04/5/19(水) 9:49 ┣Re:【グ】The Pea and the Princess hanemi 04/5/12(水) 10:26 ┃ ┗Re^2:【グ】The Pea and the Princess 河まこ(WYN-1009) 04/5/13(木) 12:18 ┃ ┗Re^3:【グ】The Pea and the Princess hanemi 04/5/13(木) 21:38 ┃ ┗Re^4:【グ】The Pea and the Princess 河まこ(WYN-1009) 04/5/14(金) 12:21 ┗Re:【グ】The Pea and the Princess りり(WYN-1006) 04/5/14(金) 15:57 ┣Re^2:【グ】The Pea and the Princess 河まこ(WYN-1009) 04/5/15(土) 13:36 ┗たまごくん NON(WYN-1019) 04/5/18(火) 13:53 ┗Re:たまごくん 河まこ(WYN-1009) 04/5/19(水) 9:17 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 【グ】The Pea and the Princess ■名前 : 河まこ(WYN-1009) ■日付 : 04/5/4(火) 22:12 -------------------------------------------------------------------------
The Pea and the Princess『エンドウ豆と王女さま』(仮題) Mini Grey作 主人公は一粒のエンドウ豆。この豆は宮殿の菜園でそだちました。いよいよ料理されるそのとき、エンドウ豆は一粒だけ女王さまのもとにいくことに。大切な役割を担うことになったのです。 アンデルセンのThe Princess and the Pea(豆の上にねた王女)をちょっぴり変えたお話です。もとの話では王子はみずから結婚相手を探す旅にでかけますが、こちらでは女王に「34歳にもなって結婚しないなんて!」と強く言われ、なかば強制的に出かけます。たくさんの王女さまがやってきて、20枚のふとんと羽ぶとんに寝かされますが、だれもその下に置かれたエンドウ豆に気づきません。エンドウ豆はこれではまずいと思い一策を案じます。 この絵はとっても好みでした〜!! かわいい、かつ、緻密な絵です(もう1冊、同じ作家の"Egg Drop"も届いたのですが、やっぱり絵がいい)。色づかいもいいです。 イギリスの本で、女王というと、なんとなく英国王室を思い出してしまいます。年のいった王子もでてくるし。そういえば絵本の女王もエリザベス女王に似ているような(^^; オチもなかなか(^^) |
河まこさん 届いたのですね、"The Pea and the Princess"。 わたしは "Egg Drop" のファンで、彼女の2作目を心待ちにしていたので、結構前に手に入れていました。Grey は、遊び心のある絵とお話が魅力ですよね。絵は、ぱっとみて楽しいと同時に、細かなところまで描き込んであって、Grey自身が楽しみながら描いているのが伝わってきます。 表紙の、お布団をハンバーガーに見立てた絵なんか、ほんと好きです。それと、たくさんのお姫様がずらりならんだページ。前作 "Egg Drop" にもあった手法ですが、ポラロイド写真の枠のようなものが並んでいて、そこに王子様が出会うたくさんのお姫様がならんでいます。そのお姫様たちが、それぞれわけありでNGなんだけど、それぞれのコメントにぷっと吹き出してしまいます。 河まこさんがおっしゃるように、たしかに英国の王室をデフォルメした感がありますよね。好ましいのは、女王一家のつつましさです。朝食のテーブルを見ても玄関をはいってすぐのリビングをみても、わたしたちの生活と変わりないのです。でも、女王様はとっても高貴な雰囲気で、イギリス人気質が顔にあふれています。そして(ダメ)王子のキャラがまたいいんだなあ。 とってもわたしは好きです。ただ、賞とりとなるともうひとつ勢いのなさを感じます。でも、まだまだ新人です。これからにとっても期待したい作家です。 ……とうれしくって、職場で書き込みしているので、ディテールが作品と食い違っているところがあったらごめんなさい。 わたしも、レビューを何とか書いてみますね。 |
NONさんは卵からファンだったんですね〜。どうりで、US/UK両方もってるはずだ〜。わたしは、以前オンライン書店をぶらぶらしていたときに豆の表紙が目に止まってカートにいれたんだけど注文せず。今回、ロングリストにあったので、やっぱり買ってみなくちゃと思った人です。ついでにPBの卵も買ってみようと。NONさんは3作目もお読みになった? ◎イギリス人気質が顔にあふれて…… (笑)この女王はやっぱりエ女王ですよね(^^; ダメ王子といったらかわいそうかも〜。まじめそうじゃないですか。ちょっとぼーっとしてそうだけど。この二人の目が緑色なんですよね。女王のネックレスも緑の玉だし。細かいところで遊んでる絵だなあと思います。みるほうも楽しめます。 ◎ポラロイド写真の枠 ほんとだ〜。同じ手法! わたしも王女さまのNGの理由、うけました。理由、家柄がどうとかっていうんじゃないんですよね。卵のほうもなかなかの絵(^^; でも、わたしは最後のオチでちょっと考えちゃった。見返しの卵とオチの卵が結びつけられない。 そうそう『夜犬』の感想、同じです(^^; |
河まこさん お返事遅くなってしまいました。 Grey、人気上昇中でうれしいです。3作目は、表紙のインパクトがいまひとつかなとおもいますが、読みたいです。でも、今買い物自粛中なので、PBになったらかな。 英米両版もっているのには、実はお恥ずかしい理由がありまして。タイトルが全然ちがうので、もしやお話自体が2バージョンあるのかもとおもって、いっしょに注文したのでした。もちろん一緒に届いて、両方よんでから愕然としました。 で、どこがちがうのか。例のごとく、ちょっとした表現がそれぞれの国で一般的な言い回しになっています。大きいのは米ではお城の名前が 'Palace Garden' になっていることと(話題になっている)コーンフレークスのページに最後に1行加わっていること。絵本での1行は大きいと思うのですが、やってしまうんですね。あと、お気づきでしょうが、米版は表紙の寝ているお姫様の絵が逆版です。 ああ、こうやってみていたらつぎのも読みたくなりました。買っちゃうかも。 |
NONさん 買っちゃいそうですね^^; 英/米版の違い、ありがとうございます(愕然としたことまで。お察しいたしますm(__)m)。ホントだ、表紙の絵は逆になってるんですね。なんでかな?? 頭の向きを文字の頭にあわせたのかしら? タイトルを上にもってきたせいかもしれませんね。米版のタイトルは、英版のシンプルさと比較すると説明しすぎって感じ。 いま気づいたけど、SUGOさんがお知らせしてくれたサイトは米版ですね! http://www.realread.com/pageview/browse.cgi?site=06172708&book=0375826262 |
河まこさん さっき届いちゃった、"Biscuit Bear"。(^_^;) またまたコラージュと楽しい絵でみせてくれます。 まだざっとしか読んでないけど、着眼点は前作同様おもしろいです。 こんどじっくり読んで感想を書きますね。>それは読書室かな? |
河まこさん、こんにちは。 この絵本、わたしもかなり好みかも。チャイルドが残らなかった今となっては、この作品を推したいと思います〜以下のサイトで少し中身を読めます。小さいころ、この話の元になった「エンドウ豆の上に寝たお姫さま」(わたしの記憶では「ほんとうのお姫さま」でした)を読んだ時、なぜか分からないけどショックを受けました。自分には絶対無理と悟ったからかも(^^;) http://www.realread.com/pageview/browse.cgi?site=06172708&book=0375826262 SUGO *=*=WYN-1012=*=* |
SUGOさん http://www.realread.com/pageview/browse.cgi?site=06172708&book=0375826262 おお! このサイト、すごいですね〜。NONさんが書かれていた“ポラロイド写真の枠”も“朝食のテーブル”も見ることが可能。朝食のテーブル(上のサイトでは8ページ目)にシリアルの箱が置かれてますが、この箱に描かれたシリアルは写真なんですよ。 もとのお話にショックをうけたのなら、なおさら好感がもてるかも(^^) |
河まこさん ね、すごいでしょ。でも、シリアルが写真とまでは気がつきませんでした。やっぱり現物を読みたいな〜(勢いで電子辞書を買ってしまったので、自粛中なんですが……) SUGO *=*=WYN-1012=*=* |
SUGOさん 電子辞書、わたしも考えてるんです。この間、カタログをもらってきちゃった。喫茶室あたりでツリーができないかなあ〜。 |
SUGOさん、河まこさん、 イタリア語の辞書数冊を持ち歩くのがしんどくて、電子辞書、買ってしまいました(私が持っている伊和辞典より版が新しい伊和辞典と伊英/英伊辞典が入っているのが魅力でした。メーカーの選択肢はなかったけれど)。で、結局一番使っているのは広辞苑かもしれません。 ** hanemi (WYN-1036) ** |
このツリー、お引っ越ししましょうか? わたしもみなさんがどんな電子辞書を使っていらっしゃるか興味深いです(自分はもう買っちゃったから手遅れだけど(^^;)) SUGO *=*=WYN-1012=*=* |
河まこさん、NONさん、SUGOさん、 私もこの絵本、読みました。 絵がかわいくて、みなさんが書かれているように遊び心もあります。王女さまたちがNGの理由は笑えます。 気に入ってしまったので、前作 "Egg Drop" も注文しました。 3作目、PBが出たら注文しようと思います。 女王様、E女王そっくりですね。あの家には3人息子がいたはずだったけれど、末っ子も結婚したんだっけ? この絵本の王子様は人柄がよさそうなので、お嫁さん(未来の王妃)と幸せに暮らすことでしょう。 「エンドウ豆の上に寝たお姫さま」……20枚の布団の下にあるエンドウ豆が気になって眠れないような人とは、私は暮らせないなあ……。 その昔、『少年は荒野をめざす』というマンガで、主人公の女の子が仲良しの男の子のことを、「エンドウ豆の上に寝たお姫さま」みたいだと評したのを思い出しました。 ** hanemi (WYN-1036) ** |
Grey人気、上昇中(^^) 写真、なんとなく登場人物に似てる? ↓ http://www.carnegiegreenaway.org.uk/shortlst/sht_ill.html 写真の背景に"Egg Drop"がありますね。 |
河まこさん、 紹介してくださったサイトを眺めながら、「この作者だから、この作品なのか〜」と妙に納得しました。 いや、全部本を読んだわけではないけれど。 マッキーン作成のお雛様があったら、怖そうだなあ……。 ** hanemi (WYN-1036) ** |
◎マッキーンのお雛さま そ、それは……。すぐに片づけちゃうかも(笑) (注:会員用の掲示板で、お雛さまの片づけが遅れるという話題がでたことがあったのでした^^; 深く追求しないで〜) |
河まこさん、NONさん ああ、"Egg Drop"の作者なんですね! "Egg Drop"は昔、やまねこ翻訳クラブ発行の有料メールマガジン「月刊児童文学翻訳あるふぁ」(2002年9月号)に掲載されたことがありますね。 http://www.yamaneko.org/mgzn/alfa/index.htm 残念ながら実物は見ていないのですが、なんとなく雰囲気はわかるような気がします。これから楽しみな作家のようですね。 りり |
りりさん、NONさん そうか、あるふぁの「若いたまごは……」の!!! すぐにピンとこなかったけど、あのときの絵本だったんですね。うむむ、あんなに早い時期に、この作家に注目していたんだ。“あるふぁ”ってさすが。 着実にたまごは成長してますね〜。 りりさん、お知らせありがとうございました。 |
りりさん、河まこさん そうなんです。 "Egg Drop" はあるふぁで紹介していました。実は、わたしが書きました。(^_^;) 遠慮して書かなかったのですが(←小心者)、お知らせくださってありがとうございます。 オリジナリティという点で、哲学的という点で、このデビュー作はかなり好きです。絵も構図もいいんです。ただ、河まこさんがおっしゃるとおり、最後がねえ。わたしもひっかかりました。でもね、ラストのあの絵、いいとおもいません?>河まこさん。わたしはみているとなんだかとっても幸せな気持ちになってきて、大好きなんです。 |
NONさん (このタイトル、うれしいわ。わたしもタイトル変えようかと何度か迷ったんですが、豆のままきちゃったから) うん、最後のたまごの絵、しあわせな気分になって、わたしも好きです。ここをどう受け取るかは、文化の差なのかなあと思ったりしました<マザーグースとわらべうた |