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月刊児童文学翻訳

─2007年3月号(No. 88)─

児童文学翻訳学習者による、児童文学翻訳学習者のための、
電子メール版情報誌<HP版+書店街>
http://www.yamaneko.org/
編集部:mgzn@yamaneko.org
2007年3月15日発行 配信数 2410

もくじ

 ◎注目の本(邦訳読み物):『水曜日のうそ』 クリスチャン・グルニエ作/河野万里子訳
 ◎注目の本(邦訳絵本):『ボッケ』 ハリエット・ヴァン・レーク文・絵/野坂悦子訳
 ◎世界の本棚(スペイン語):"En un lugar de Atocha.../El 11-M vivido por un nino"
サンティアゴ・ガルシア=クレラック作

 ◎賞速報
 ◎イベント速報
 ◎お菓子の旅:第38回 フランス生まれのリッチな焼き菓子 〜フィナンシェ〜
 ◎読者の広場:海外児童文学や翻訳にまつわるお話をどうぞ!

●このページでは、書店名をクリックすると、各オンライン書店で詳しい情報を見たり、本を購入したりできます。

 

●注目の本(邦訳読み物)●

―― 甘くて切なくてほろ苦い人生教本 ――

『水曜日のうそ』
クリスチャン・グルニエ作/河野万里子訳

講談社 定価1,470円(税込) 2006.09 189ページ ISBN 978-4062136181
"Mercredi Mensonge" by Christian Grenier
Bayard, 2004

 コンスタンおじいちゃんは、毎週水曜日の正午きっかりにやってくる。一杯のコーヒーを飲み、30分だけ話していく。わたしは、おじいちゃんが大好きだ。おじいちゃんとわたしは、ことばよりまなざしで分かり合える。でもパパは、おじいちゃんの言うことも、コーヒーの飲み方も、なにもかも気に入らない。自分の父親なのに。そんなパパを見ると、さびしくてつらくなる。パパとおじいちゃんの不協和音はますますひどくなるばかりだ。ある日、パパに条件のいい仕事の話がきた。リヨン大学の助教授だって! リヨンは遠い。両親は引っ越しの話を始めた。だけどおじいちゃんはどうするの? わたしだってもうじき最上級生になるのに……。わたしの意見なんかいつも聞いてくれないし、何でもだしぬけに決まってしまう。わたしは仲間はずれで、かやの外だ。
 思春期真っただ中のイザベルが、82歳の祖父をとりまく両親と自分の日常を、シニカルに時に手厳しく語る。両親は父親の仕事を優先し、引っ越しを決める。でも祖父は長年の生活を変えたくないに違いない。そこで祖父には何も知らせず事を運び、水曜日ごとにパリに戻り習慣を守ろうとする。父親は仕事への野心と、老いた親への思いの間で、家族を巻き込んで「うそ」をつくことにしたのだ。
 脚本家でもある著者の手にかかると、よその家の話なのに、その場にいていっしょに体験している気分になる。すっかりイザベルに同調してしまい、彼女が話す父親のふがいなさ、かたくなさにうんざりして、祖父がかわいそうで気の毒になった。だが本から離れたとき、彼女の両親と同様に人生の忙しい時期にあって、ジタバタ暮らしている自分の姿に気づく。そうなると彼らを冷ややかに見てばかりはいられなくなった。だれしも人生に冬がくることを忘れていたいのだ。祖父が人生と愛、老いのもたらす意味についてイザベルに語る場面は、あふれるほどの愛情に満ち胸を打つ。誇り高く生きる姿勢を自ら示してくれる祖父はすばらしい。いかに人生を終わるか、しばし立ち止まって考えてみると、もう少し人に優しくなれるかもしれない。

(尾被ほっぽ)


【作】クリスチャン・グルニエ(Christian Grenier)

1945年フランス、パリに生まれる。教師、ジャーナリスト、脚本家としても活躍。SF、ミステリー、ファンタジー、歴史、短編小説などさまざまな作品を発表し、ヨーロッパ各国および15か国以上で翻訳されている。邦訳作品には『星の彼方のアトランティス』(蒲田耕二訳/角川書店)がある。本作品は2005年のナルボンヌ賞を受賞している。

【訳】河野万里子(こうの まりこ)

1959年大阪に生まれる。上智大学外国語学部フランス語科を卒業。1993年に国際翻訳賞新人賞を受賞した。主婦業と子育てをこなしながら英仏語翻訳者として活躍する。主な訳書に『キュリー夫人伝』(エーヴ・キュリー作/白水社)、『星の王子さま』(サン=テグジュペリ作/新潮社)などがある。

【参考】
▼クリスチャン・グルニエ公式ウェブサイト(フランス語)
http://www.noosfere.org/grenier/

▼出版翻訳データベース・インタビューコーナー「第17回河野万里子さん」
http://www.trs-data.com/interview/kouno/index.html

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●注目の本(邦訳絵本)●

―― チーズのような味わいが、病みつきになりそうな絵本 ――

『ボッケ』
ハリエット・ヴァン・レーク文・絵/野坂悦子訳

朔北社 定価1,365円(税込) 2006.12 32ページ ISBN 978-4860850470
"Bokje" by Harriet van Reek
Querido, 2001

「わたし、もうすぐ でていくかんじ」(へっ?)「タッタラー」(むむっ)「きたよ きたよ」(あらま!)という具合に、なんとも急展開のうちに、ボッケとリーはヤナギの木の中に住みついた。ボッケはほっぺが赤くて、お皿のようなまんまる目の女の子(だと思う)。頭には耳とツノが生えている。リーはちょっと小さくて、耳しか生えてない。森や川や砂丘で(あと、オランダの南でも)、ワラジムシにのったり、人助け(いや、神助け)をしたり、怪しいパンケーキを危うく食べそうになったりして暮らしている。それから、クモを拾い食いしてつぶやくばあさまや、こんぼうをもった小さなおにいさん、空とぶメウシとかの奇妙な生き物にあったりもする。あと、あわれなロバ、こどくなクマはちょっとだけ奇妙。イモムシ、ハエ、これは奇妙じゃない。まあ、ボッケの世界はこんな感じ。(わかってくれた? タッタラー)
 独創的な絵本『レナレナ』で日本の読者をあっといわせたヴァン・レーク氏。待望の邦訳2作目は、持ち前の不思議感にさらに磨きがかかった。ページを繰るごとに現れる小さな14の話は、どれも文章を読むだけで十分に不気味おかしい。だが、絵に目を移すと、思い描いたイメージよりも格段上の「異」空間が広がっている。絵の助けを借りた想像は、輪をかけて膨らむ。「このばあさん、ただものじゃない」と思えてくると、また文章を読み返したくなり、読んだらまたばあさんの絵にもどり……。気がついたら深いふかいボッケの世界にひたっているからオソロシイ。
 ボッケとリーの毎日は、のんびりしている。だけどこの世界、一皮むけば底なしで、魑魅魍魎がうごめいている感がある。その証拠に、ふたりは何度かあぶない境界に足を踏み入れそうになっている。漏れ出た妖気がボッケたちの呑気とまじりあい、なんともいえない味がでた。クセのあるチーズのような味とでもいおうか。寡作な作者の頭の中で、じっくり成熟の時を待っていた物語。毎日ちびちびと楽しみたい。

(大塚典子)


【文・絵】ハリエット・ヴァン・レーク(Harriet van Reek)

1957年、オランダのライデンで生まれる。初めて出版した絵本『レナレナ』(リブロポート)で「金の石筆賞」を受賞する。本書では「銀の絵筆賞」を受賞。女性2人の劇団「バンケッチェ」を結成し、アート活動にも精力的に取り組む。公式ウェブサイトでは、氏の深遠な世界を垣間見ることができる。ロッテルダム在住。

【訳】野坂悦子(のざか えつこ)

1959年、東京生まれ。翻訳者としてのデビュー作は、本書の作者による『レナレナ』。作者の自宅で人形劇を「公演」してもらったこともあるという。翻訳のほか、紙芝居を世界に広げる活動にも熱心に取り組んでいる。訳書は『ヤンとスティッピー』(ペッツィー・バックス作/BL出版)、『第八森の子どもたち』(エルス・ペルフロム作/福音館書店)ほか多数。

【参考】
▼ハリエット・ヴァン・レーク公式ウェブサイト(オランダ語)
http://www.harrietvanreek.dds.nl/index.html

▼野坂悦子さん公式ウェブサイト
http://www.green.dti.ne.jp/nozaka/

▽本誌2000年7月号情報編「プロに訊く」
http://www.yamaneko.org/bookdb/int/enozaka.htm

▽野坂悦子作品リスト(やまねこ翻訳クラブ資料室)
http://www.yamaneko.org/bookdb/int/ls/enozaka.htm  

【特殊文字】
「Harriet」:「e」の上にトレマ(¨)がつく

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●世界の本棚(スペイン語)●

―― テロの惨事の中、少年は正義の意味をかみしめる ――

あの日、アトーチャ駅で』(仮題)
 サンティアゴ・ガルシア=クレラック作
"En un lugar de Atocha.../El 11-M vivido por un nino" by Santiago Garcia-Clairac
Ediciones SM, 2005, ISBN 978-8434833611 (Spain)
139pp.

 2004年3月11日、世界を揺るがす大惨事がスペインで起きた。2,000人以上の死傷者を出した、テロによる列車爆破事件である。本書は、普通の暮らしを送る人々が理不尽な事件に巻き込まれる悲劇を、少年の視点で描いたフィクションである。
 その朝、10歳のキケはうれしくてたまらない様子で、母親といっしょにアトーチャ駅行きの列車に乗った。病気の治療のため、ひとりでマドリードに住んでいる父親と、久しぶりに会えるからだ。列車には、友だちのネルソンも乗っていた。ネルソンは人気テレビ番組のオーディションを受けるため、親に内緒でマドリードへ行くところだと言う。好きなテレビ番組や俳優の話をしたり、乗客の職業を想像するゲームをしたり、朝の通勤客で混んでいる列車の中ではしゃぎあうふたり。それはいつもと変わらない、日常の光景だった。
 しかし列車がアトーチャ駅に到着する直前、轟音が次々に響き渡った。窓から別の列車が炎を上げているのが見え、乗客は騒ぎ出す。その時突然、キケたちは強い衝撃を受けた。炎、飛び散るガラス、恐怖におののく人々の顔を目にしながら、キケは倒れ……。
 テロによる爆破は、一瞬にして多くの大切なものを人々から奪う。悲しいことに、それはまだ子どもであるキケとネルソンにも起こってしまった。爆発があったときの車内の描写は、読むのがつらくなるほど凄惨だ。彼らの感じた恐怖や痛みがひしひしと伝わってくる。
 だがそんな中でもキケは、おびえてばかりではなかった。列車の中で火が迫ってきても、勇気を出して、重傷を負って動けないネルソンに付き添う。ネルソンを励まそうと、キケが話す物語は『ドン・キホーテ』。弱いものに手を差し伸べる、主人公のドン・キホーテこそがヒーローだとネルソンに語りながら、キケ自身も力づけられていく。まるで、その正義感を胸に刻んでいるかのように。
 事件で心身ともに大きな傷を負ったキケ。実際に、同じ経験をした子どもがいたのかもしれない。しかし悲しみに打ちひしがれず、正義と希望を持ち、強く生き続けてほしい。

(井原美穂)


 

【作】Santiago Garcia-Clairac(サンティアゴ・ガルシア=クレラック)

1944年 フランス生まれ。スペインで一般書の挿絵画家や広告制作の仕事を経て、1994年に児 童文学の作品を発表。1995年に "El nino que queria ser Tintin"(未訳)でラサリ ーリョ賞の次点に選ばれた。多数の児童書の物語や挿絵を手がけている。

【参考】
▼Santiago Garcia-Clairac 公式ウェブサイト(スペイン語)
http://www.loslibrosdesantiago.com/

 

【特殊文字】
「nino」:2つ目の「n」の上にティルデ(~)がつく。
「Garcia」:「i」の上にアクセント記号(')がつく。
「queria」:「i」の上にアクセント記号(')がつく。
「Tintin」:2つ目の「i」の上にアクセント記号(')がつく。

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●賞速報●

★2007年チルドレンズ・ブック賞候補作発表
★2006年レッシング・ドイツ連邦共和国翻訳賞発表
★2007年ルドルフ・コイヴ賞発表
★2007年アガサ賞ショートリスト発表
★2006年度カーネギー賞ロングリスト発表
★2006年度ケイト・グリーナウェイ賞ロングリスト発表
(カーネギー賞および、ケイト・グリーナウェイ賞ショートリストの発表は4月20日、受賞作の発表は6月21日)
★2007年ボローニャ・ラガッツィ賞発表
★2006年度ゴールデン・カイト賞受賞作発表
★第12回日本絵本賞発表
★2007年度アストリッド・リンドグレーン記念文学賞発表

海外児童文学賞の書誌情報を随時掲載しています。「速報(海外児童文学賞)」をご覧ください。

 

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●イベント速報●

★展示会情報

国立国会図書館国際子ども図書館「大空を見上げたら――太陽・月・星の本」
大丸ミュージアム・梅田「日本絵本の世界展――その誕生から現代人気作家まで」
えほんミュージアム清里「ディック・ブルーナからのおくりもの」など
 

★講演会情報

クレヨンハウス「角野栄子さん 小さな物語のなかの大きな世界」
       「長田弘さん 子どもの本の庭で」
ゲートシティ大崎「『国際子どもの本の日』 特別講演会
       イギリスの絵本の伝統(講師 ブライアン・オルダーソン)」など
 
 

★イベント情報

ゲートシティ大崎「『国際子どもの本の日』〜本をひらけばたのしい世界〜」など
 

★コンクール情報

インターカレッジ札幌「第4回翻訳コンクール」など
 
 詳細やその他の展示会・セミナー・講演会情報は、「速報(イベント情報)」をご覧ください。なお、空席状況については各自ご確認願います。

(井原美穂/笹山裕子)



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●お菓子の旅●第38回 フランス生まれのリッチな焼き菓子
 〜フィナンシェ〜

MR. GASTON BAKES
 CROISSANTS  FRENCH BREAD  FINANCIER  MADLEINES
 CAKES WITH FRUITS  CHOCOLATE CAKES
WHEN I HAVE A BIRTHDAY HE PUTS A PINK BALLERINA ON MY CAKE

by Peter Sis
         "Madlenka" Frances Foster Books (2000)
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

 冒頭の引用は、ピーター・シスの絵本 "Madlenka"(『マドレンカ』ピーター・シス作/松田素子訳/BL出版)から。乳歯がぐらぐらと動き始めたマドレンカは、そのことを仲よしの人たちに知らせたくてたまりません。マドレンカが住むのは人種のるつぼ、ニューヨーク。さまざまな文化背景を持った人たちが暮らす近所を一周すれば、まるで世界を旅しているようなすてきな気持ちに包まれます。引用文に登場するガストンさんはフランス出身。彼が営むパティスリーのショーウィンドーには、おいしそうなケーキやパンが並んでいます。フィナンシェも、フランスの伝統的な焼き菓子のひとつ。名前の由来にはいくつかの説がありますが、フランスの菓子歴史家ピエール・ラカンの著書(1890年)によると、パリの証券取引所近くに店を構えた菓子職人が、フィナンシェ(フランス語で財産家、金融家の意味)たちが背広を汚さずに食べられるように、このお菓子を考案したということです。金塊に見立てた長方形の形や黄金色はもちろん、そのリッチな甘さが、この名前にぴったり。背広に身を包んだ男性が甘いお菓子をほおばっている姿も、パリの街角なら絵になりそうですね。
 今回はフランス人の友人に教えてもらったレシピをお試しください。焦がしバターとはちみつの香りを楽しみながら、紅茶と一緒に召し上がれ。

*-* フィナンシェの作り方 *-*

材料:(フィナンシェの型8個分)

  • はちみつ 40g
  • 小麦粉 80g
  • アーモンド粉 80g
  • 粗糖 200g
  • 卵白 5個
  • バター 120g
  1. ボウルに小麦粉、粗糖、アーモンド粉を入れて混ぜる。
  2. 小さく切ったバターを鍋に入れて火にかけ、うっすら茶色になるまで熱して、焦がしバターを作る。その後、粗熱をとってから1のボウルに加える。
  3. 別のボウルで卵白をなめらかに泡立てる。あまり硬くしすぎないこと。
  4. 3の卵白を2のボウルに加え、木のへらでなめらかになるまで混ぜる。
  5. 温めたはちみつを加え、さらに混ぜる。
  6. 型に油またはバターを塗り、生地を型の半分ぐらいまで流し入れる。
  7. 210度のオーブンで約10分、または黄金色になるまで焼く。焦げないように注意。

★参考文献・ウェブサイト
『名前が語るお菓子の歴史』(ニナ・バルビエ、エマニュエル・ペレ著/北代美和子訳/白水社)

「やまねこ翻訳クラブお菓子掲示板」

(かまだゆうこ/冬木恵子)

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●読者の広場●海外児童文学や翻訳にまつわるお話をどうぞ!

 今月は編集部からちょっとしたご案内をさせていただきます。

 88号を迎えた本誌で取り上げてきた未訳作品は、先月までで読み物が101冊、絵本が57冊、合わせて158冊となりました。そのうち、邦訳が出版されたのは、読み物が52冊(加えて3冊邦訳の予定あり)、絵本が22冊で、合計74冊。本誌で紹介した未訳作品のうち半分近くが日本で出版されているということです。
 やまねこ翻訳クラブの会員たちが発掘した作品が、日本でも認められ出版されているという事実は、たいへん喜ばしく、本誌を発行していく原動力ともなっています。当サイトの「注目の未訳書」ページでは、読み物と絵本が作家のアルファベット順に並べられ、邦訳された作品には邦題が付記されております。随時情報を更新しておりますので、どうかお見逃しなく!

▽注目の未訳書ページ(やまねこ翻訳クラブ読書室)
http://www.yamaneko.org/dokusho/yosho/miyaku/index.htm

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このコーナーでは、海外児童書にまつわるお話、ご質問、ご意見等を募集しています。mgzn@yamaneko.org までお気軽にお寄せください。
  • メールはなるべく400字以内で、ペンネームをつけてお送りください。
  • タイトルには必ず「読者の広場」とお入れください。
  • 掲載時には、趣旨を変えない範囲で文章を改変させていただく場合があります。
  • 回答も読者のみなさまから募集し、こちらに掲載させていただきます。編集部からメールでの回答はいたしませんので、ご了承ください。


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●編集後記●

今月号から編集人に新メンバーが加わりました。今月号はこじんまりしていますが、来月号からパワーアップしていきますので、どうぞよろしく(よ)

発 行: やまねこ翻訳クラブ
発行人: 美馬しょうこ(やまねこ翻訳クラブ 会長)
編集人:横山和江/大原慈省/井原美穂(やまねこ翻訳クラブ スタッフ)
企 画: 大塚典子 尾被ほっぽ かまだゆうこ 笹山裕子 早川有加 冬木恵子 村上利佳
協 力: 出版翻訳ネットワーク 管理人 小野仙内
からくっこ さかな Chicoco ながさわくにお
html版担当 蒼子

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