やまねこ翻訳クラブ エリザベス・ジャネット・グレイ(エリザベス・グレイ・ヴァイニング
) 最終更新日 2004/05/27 改訳版『旅の子アダム』の情報を追加 1902年、アメリカ、ペンシルヴァニア州 ジャーマンタウン生まれ。プリン・モア大学卒業のころから、短編の執筆をはじめる。教職に1年間就いたのち、ドレクセル・インスティチュートの大学院に進み図書館学を学ぶ。1929年にMorgan Fisher Vining 氏と結婚後も、結婚前の名前で著作活動を続けた。1933年に自動車事故で夫を亡くし、翌年、失意の中、それまで親しんできたクエーカー教の正式会員となる。 その後も、『旅の子アダム』(1943年度ニューベリー賞受賞)をはじめとする数々の著作を発表し続けた。1945年には平和に貢献するため著作活動を停止し、アメリカン・フレンズ奉仕団(クエーカー教徒の奉仕機関)広報部に勤務。1946年 には、当時の皇太子の家庭教師に選ばれて来日。皇太子殿下に深い影響を与えた。1950年にアメリカへ帰国。1952年に出版された『皇太子の窓』はベストセラーとな った。1999年に亡くなるまで、皇室や日本の友人との交流が続いていた。 |
タイトル (原作) |
絵 | 訳者 | 出版社 | 発表年 (原作) |
やまねこメモ (作者名表記) |
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旅の子アダム NEW (Adam of the Road) |
立松和平 | 恒文社21 | 2004.03 (1970) |
(新訳) ニューベリー賞 (エリザベス・グレイ・ヴァイニング) |
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天皇とわたし (Quiet Pilgrimage) |
秦剛平、秦和子 | 山本書店 | 1989 (1970) |
自叙伝 "Quiet Pilgrimage"1970 『静かなる巡礼』(未訳)から、日本に関係する部分を抄訳 (エリザベス・グレイ・ヴァイニング) |
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トミ (The Cheerful Heart) |
黒井健 | HEART | トレヴィル | 1989 (1958) |
(エリザベス・ジャネット・グレイ) |
皇太子の窓 (Windows for the Crown Prince) |
小泉一郎 | 文芸春秋新社/文芸春秋 | 1953/1989 (1952) |
1989年に新装版 (エリザベス・グレイ・ヴァイニング) |
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日本での四ヶ年 ―― 皇太子と私 (*) |
高橋たね | 文芸春秋新社 | 1951 (*) |
1946年から1950年当時の皇太子の家庭教師として来日 (エリザベス・グレイ・ヴァイニング) |
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伸びゆく少女 (*) |
田中清子 | トッパン | 1950 (*) |
(E・G・ヴァイニング) | |
旅の子アダム (Adam of the Road) |
星野あい | トッパン | 1948 (1942) |
ニューベリー賞 (エリザベス・グレイ・ヴァイニング) |
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ウィリアム・ペン ―― 民主主義の先駆者 (Penn) |
高橋たね | 岩波書店 | 1950 (1938) |
岩波新書青版 ニューベリー賞オナーブック (ヴァイニング夫人) |
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メギー新しい国へ ―― メギー・マッキントッシ (Meggy MacIntosh) |
清水二郎 | 岩波書店 | 1952/1992 (1930) |
岩波少年文庫、1992年に復刻版 ニューベリー賞オナーブック (ヴァイニング夫人) |
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サンデイ/サンディ (Sandy) |
(岡田謙三) | 坂部清子 | 朝日新聞社 | 1947/1948 (1945) |
ヘラルド・トリビューン賞受賞(1945年) (エリザベス・グレイ・ヴァイニング/E.G・ヴァイニング) |
(*)の印のついた2冊は、現物を手にとって確認できなかったため、原題と出版年がわかりません。情報をお持ちの方は、お知らせいただければ幸いです。
☆ FQAサイト内のページ http://fqa.quaker.org/types/t16-vining.html
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