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月刊児童文学翻訳

─2002年6月号(No. 41 情報編)─

※こちらは「情報編」です。「書評編」もお見逃しなく!!

児童文学翻訳学習者による、児童文学翻訳学習者のための、
電子メール版情報誌<HP版>
http://www.yamaneko.org/mgzn/
編集部:mgzn@yamaneko.org
2002年6月15日発行 配信数 2,540


「どんぐりとやまねこ」

     M E N U

◎特別企画
やまねこ翻訳クラブのメールマガジン特集

◎展示会情報
絵本の樹美術館「荒井良二絵本原画展」ほか

◎セミナー・講演会情報
白百合女子大学 21世紀児童文学シンポジウム「こどもの本は、どこへいく?」ほか

◎世界の児童文学賞
第19回 アガサ賞児童書及びヤングアダルト部門(アメリカ)

◎読者の広場
バタつきパンとは


特別企画

―― やまねこ翻訳クラブのメールマガジン特集 ――

 

 1998年8月、やまねこ翻訳クラブは「月刊児童文学翻訳」を創刊しました。毎月、最新の情報や注目の本のレビューをお届けすることで、翻訳に関わる方たちへの情報発信基地であり続けたいと努力してきたこのメールマガジンも、もうすぐ5年目を迎えようとしています。当時発足1年足らずだったクラブも、このメルマガとともに成長してきました。そして会員数が増え、活動の幅も広がる中、本メルマガとは違った切り口で絵本や読み物を紹介する、クラブの活動状況を報告するといった新しいメルマガが誕生したのです。下のリストはやまねこ翻訳クラブ発行、もしくは会員が発行に関わっているメールマガジン創刊の歴史です。

 今回は、これらのひとつひとつを取り上げ、紹介していきたいと思います。

 

1998年8月15日 「月刊児童文学翻訳」創刊
2000年10月18日 「子どもの本だより」創刊
   11月15日 「週刊やまねこACTIVATOR」創刊
2001年9月5日 「月刊児童文学翻訳あるふぁ」創刊
   10月29日 「月刊児童文学翻訳 増刊号」第1号発行

 

★★「子どもの本だより」――毎月1回発行(休刊は不定期です)・無料★★

 やまねこ翻訳クラブは、渋谷の「子どもの本の店」のホームページ作成、掲示板の管理・運営などの活動をボランティアで行っていました。その一環として、お店が発行した手書きの「子どもの本だより」をメルマガの形にして配信し始めたのです。残念ながら「子どもの本の店」は閉店してしまいましたが、このメルマガは残りました。現在も、元店員の吉田さんによる、季節の風を感じるすてきなレビューをやまねこ翻訳クラブのスタッフが毎月編集・配信しています。長い間親しまれてきた秀作をじっくり見直すことのできる、子どもの本への愛あふれるメルマガです。

☆編集者から☆

 読みやすく、わかりやすく、しかも一本筋の通った生まじめさが、これ以上ない安心感をもたらせてくれる子どもの本――吉田さんがこう言われる子どもの本を、毎月2冊ほど紹介しています。古典から新刊まで、新鮮な魅力を引き出して、読書の深い楽しみを気づかせてくれるのが、この便りなのです。また、出版広告は新刊を中心に、児童書に興味を持たれる方々にとって楽しい本を並べているのも魅力です。

●「子どもの本だより」の定期購読の申し込みはここからどうぞ。

 

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★★「やまねこACTIVATOR」――毎週1回発行(休刊は不定期です)・無料★★
(現在は、月1回発行:2008年3月追記)

 @nifty文芸翻訳フォーラムの電子会議室をメインの活動場所として、会員同士の交流を行っているやまねこ翻訳クラブですが、@niftyの会員でない方も参加できるいくつかのウェブ掲示板の管理・運営も行っています。また、クラブのデータベースであるホームページなど、会員たちはネット上の様々な場所で活躍しています。そこで、あちらこちらの話題をピックアップしてお伝えするのが「やまねこACTIVATOR」。忙しくて会議室をのぞけない方や情報を集めるのが苦手という方でも、いつも最新の話題に触れていただけるよう心を配っています。

☆編集者から☆

 やまねこ翻訳クラブの多岐にわたる活動――それらを、名記者NONが毎週おいしく味付けして発行しています。会議室からホームページ、掲示板などから話題をピックアップ。新鮮さが売りのこのアクチ、忙しくて、やまねこ全てを巡回できない時もこのメルマガをチェックしているだけで、旬の話題についていけます。

●「やまねこACTIVATOR」の定期購読の申し込みはここからどうぞ。

 

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★「月刊児童文学翻訳あるふぁ」――毎月5日発行(1、8月休刊)・100円/月★
(2005年3月5日発行の号で終了となりました:2008年3月追記)

「月刊児童文学翻訳」は、毎月読みごたえのある記事がぎっしりつまっていると、ご好評をいただいています。でも、もっと気軽に読めて、海外児童書の楽しさを伝えていけるメルマガがあってもいいのではという声があがり、タイトルに「あるふぁ」を加えた姉妹版が誕生しました。「あるふぁ」はギリシャ語のアルファベットの最初の文字 'α' からきています。海外の児童書に興味を持ち、気になる本をどんどん読みたいと意欲を燃やす原書ビギナーに、このメルマガを参考にして初めの1歩を踏み出してもらえたらという願いがこめられています。

 このメルマガでは、ビギナーでも簡単に読むことができる、おもしろさに引きずられてぐんぐん読みすすめられるといった、敷居の低い原書を選び、毎月絵本と読み物からそれぞれ1冊ずつを紹介しています。もちろん、注目の作品や作家を紹介するという、「やまねこ」らしさも忘れてはいません。例えば、本年度ボストングローブ・ホーンブック賞フィクションと詩部門のオナーに選ばれた "Amber Was Brave, EssieWas Smart" や、やまねこシノプシス勉強会の課題として好評だった "Mean Margaret"なども、過去にこのメルマガで紹介された作品でした。

 ところで、ビギナーを応援するこのメルマガには、楽しみながら児童文学の基礎知識を得ることができる雑学クイズのコーナーがあります。クイズの内容は、おなじみの作品の冒頭から作品名をあてる「児童文学イントロクイズ」や登場人物の名前を当てる「登場人物クイズ」など月によって様々。答えを編集部に送り、正解すると、1問正解につき1ポイントが加算され、10点たまると★もれなく★編集部おすすめ本がもらえます。毎月100円でおすすめレビューが2本も読めて、時々プレゼントももらえる、とてもお得なメルマガです。

*なお、購読料のお支払いは、お手持ちのクレジットカードか、ジャパンネットバンクでの決済となります。

☆編集者から☆

「月刊児童文学翻訳」がしっかり者の姉なら、「あるふぁ」はおきゃんな妹。ノリのいいレビューと楽しくためになるクイズが好評で、おかげさまで読者数も毎月少しずつ増えています。洋書初心者の方にも読みやすい本をご紹介していますが、「初心者向き」とあなどるなかれ! 絵本も読み物も、レビュー執筆者がぞっこん惚れ込んだおすすめの本ばかりですので、上級者の方もぜひお読みになってみてください。

●「月刊児童文学翻訳あるふぁ」の定期購読の申し込みはここからどうぞ。

 

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★★「月刊児童文学翻訳 増刊号」――不定期発行・無料★★

 作家や季節のイベントなどひとつのテーマに焦点を当てた、本メルマガの増刊号です。毎回、各会員が自分の得意とするテーマを選び、編集長を務めます。準備に数か月、編集作業に2、3か月をかけ、じっくりと作業がすすめられますが、思い入れが強いためにあれこれと欲張ってしまい、毎回ボリュームを押さえるのに一苦労しているとか。いままでに、「ヴァージニア・E・ウルフ特集号」「クリスマス特集号」「ローレン・チャイルド特集号」がでました。やまねこ翻訳クラブ会員の研究発表の場として、これからも個性的な特集を組んでお届けしたいと思っています。

☆企画担当から☆

 フルタイムで仕事をしていても、赤ちゃんの面倒をみていても、思い入れのあるテーマを追ってみたい。増刊号は、そんな気持ちのメンバーが集まって企画編集しています。細切れの時間をかき集めてまとめた成果。まだまだ定期発行できていませんが、長い目でみてやってください。


●「月刊児童文学翻訳 増刊号」は「月刊児童文学翻訳」を購読してくださっている方全員に自動的にお届けしています。

 

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 ところで、やまねこ翻訳クラブが所属する文芸翻訳フォーラムには、ミステリ、ノンフィクションなど他分野の翻訳クラブもあります。その中で、海外ミステリ好きが集まったフーダニット翻訳クラブは、メールマガジン「海外ミステリ通信」を発行しています。また、「海外読物案内」(執筆:文芸翻訳フォーラム会員と小野出版翻訳勉強会会員)と銘打った、日替わりで様々なジャンルの新刊が紹介されるメルマガもあります。子どもの本の紹介は毎週火曜日。やまねこ翻訳クラブの会員も執筆に協力しています。

 以上、ご紹介してきたメールマガジンは、各購読申し込みサイトで、バックナンバーやサンプル版を読むことができます。それぞれに個性を持ったやまねこ翻訳クラブのニューフェイスたちをちょっとのぞいてみてください。先日、クラブの新しい掲示板「おはなし小部屋」が新設されましたが、このようにクラブの活動の幅はどんどん広がっています。これからどんな新しいメールマガジンが登場するか楽しみです。

(大塚典子)

 

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展示会/セミナー・講演会情報

―― 展示会情報 ――

 

◎絵本の樹美術館「荒井良二絵本原画展」
所在地: 山梨県北巨摩郡大泉村西井出字石堂8240-4579
電 話: 0551-38-0918
会 期: 平成14年9月8日(日)まで
休館日: 水曜日・木曜日(ただし8月は無休)
入場料: 一般・大学生・高校生700円 3歳以上中学生以下250円
内 容: 荒井良二の絵本『さるのせんせいとへびのかんごふさん』の原画を全点展示。
参 考: http://www.cam.hi-ho.ne.jp/g-mama/
 
◎宮城県美術館「はじめての美術 絵本原画の世界」
所在地: 宮城県仙台市青葉区川内元支倉34-1
電 話: 022-221-2111〜2114
会 期: 平成14年6月15日(土)から9月1日(日)まで
休館日: 月曜日
入場料: 一般800円 大学生・高校生400円 中学生・小学生300円
内 容: 長新太、山脇百合子など宮城県美術館が所蔵する絵本を中心とした絵本原画による企画展。
参 考: http://www.pref.miyagi.jp/bijyutu/museum/schedule/index.html
 
◎小さな絵本美術館「フェリックス・ホフマン展―父から子への贈り物―」
所在地: 長野県諏訪郡原村原山17217-3325
電 話: 0266-75-3450
会 期: 平成14年7月4日(木)まで
休館日: 火曜日
入場料: 一般700円 高校生・中学生400円 小学生300円
内 容: 世界中で親しまれるスイスの絵本画家フェリックス・ホフマンの展覧会。

(瀬尾友子)

 

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―― セミナー・講演会情報 ――

 

◎白百合女子大学 21世紀児童文学シンポジウム「こどもの本は、どこへいく?」
ゲスト: 荻原規子(作家)
内 容: コーディネーターの舟崎克彦(作家)、神宮輝夫(児童文学者)、野上暁(評論家)の3氏が、「西の善き魔女」シリーズなどで大人気のゲストに、創作の秘密や、ファンタジーとこどもの文学についての話をきく。
場 所: 白百合女子大学(東京都調布市緑ヶ丘1-25)2号館地階2008教室
日 時: 平成14年6月22日(土)15:00〜17:00
参加費: 無料
定 員: 150名(先着順)
申込み: 白百合女子大学児童文化研究センター(TEL/FAX 03-3326-7994 E-mail 21symposium@egroups.co.jp)
 
◎絵本学会大会 「絵本はコラボレーションの場。」
内 容:
1日目: 元永定正、中辻悦子(ともにアーティスト・絵本作家)、谷川俊太郎 (詩人)の鼎談、総会、懇親会など
2日目: 研究・作品発表、分科会、ワークショップなど
※他に、ギャラリー展示あり。
場 所: 神戸ファッション美術館(兵庫県神戸市東灘区向洋町中2-9-1)
日 時: 平成14年6月29日(土)13:00〜20:30
平成14年6月30日(日)09:00〜16:50
参加費: 会員 1000円 一般 2000円(前払い1600円)懇親会に参加の場合、プラス5000円
問合せ: 第5回絵本学会大会事務局(香曽我部方)(FAX 0727-77-5646 E-mail hcd41801@hcc1.bai.ne.jp)
参 考: http://www.gakkai.ehon.nu/west/news/vol004.html
 
◎クレヨンハウス 子どもの本の学校「子どもと子ども」
講 師: ねじめ正一(作家・詩人)
内 容: どうすれば、ことばの力を子どもたちにあたえられるのか、について語る。
場 所: 劇団ひまわりビル(大阪府吹田市江坂町1-18-2)
クレヨンハウス東京店(東京都港区北青山3-8-15)
日 時: 大阪 平成14年7月6日(土)16:00〜17:30
東京 平成14年7月13日(土)16:00〜17:30
参加費: 2500円(会員は無料)
定 員: 大阪 150名
東京 120名
問合せ: 大阪店(TEL 06-6330-8071)
東京店(TEL 03-3406-6492)
その他: 非会員は、当日の朝11時から子どもの本売場にて販売される当日券を購入。会員のみで定員に達した場合は立ち見になることもあり。
 
◎フェリス女学院大学 マザーグースの世界――ことばの遊びと口承伝承(仮題)
講 師: モラグ・スタイルズ(ケンブリッジ大学ホマトンカレッジ)
内 容: 英語による詩の朗読と解説(日本語通訳つき)
場 所: フェリス女学院大学(緑園都市校舎・横浜市泉区緑園4-5-3)
日 時: 7月22日(月)11:10〜12:30
参加費: 無料
その他: 事前の申込は不要。会場が変更になる可能性があります。詳細は来月号でご確認ください。

(竹内みどり/吉村有加)

 

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世界の児童文学賞 第19回

―― アガサ賞児童書及びヤングアダルト部門(アメリカ) ――
〜ミステリの女王をたたえる賞が児童書部門を新設〜

 

■概要
名 称 : アガサ賞 児童書及びヤングアダルト部門
(Agatha Award, Best Children's/Young Adult Mystery)
対 象 : 前年1月〜12月の間に米国内で最初に発表された生存する作家のミステリ作品
創 設 : 1988年(児童書及びヤングアダルト部門は2002年に新設)
主 催 : マリス・ドメスティック(Malice Domestic)
発 表 : 毎年5月
関連サイト: http://www.malicedomestic.org/

 

 主催団体のマリス・ドメスティックは、伝統派ミステリ作品のファンクラブ。本賞はその名の通り、英国のミステリ作家アガサ・クリスティの作風を継承する作品に贈られる。具体的には、露骨な性描写や過激で無意味な流血・暴力シーンが含まれないこと、警察官か私立探偵が登場すること、舞台・登場人物設定が固定されており、登場人物同士が既知の関係であることなどが条件となる。選考の対象は、前年1年の間に米国内で最初に発表された生存する作家の作品。年始に会員による投票を行い、上位5作が賞運営委員会により候補作として選定される。受賞作は、毎年5月に開催されるクラブ大会に参加した会員の投票で決定する。

 児童書及びヤングアダルト部門は今年新設され、上記の条件に加えて18歳以下の子ども向けに書かれた作品が対象となる。他部門には最優秀長編、最優秀処女長編、最優秀短編、最優秀ノンフィクションの4つに加え、特別賞としてひとりの作家に対し全業績をたたえて贈られる生涯功労賞(※)がある。

(※)2000年には、少女向けミステリ「ナンシー・ドルー」シリーズの最初の執筆者である Mildred Wirt Benson が本賞に輝いている。

 

 

■2001年度の受賞作家(2002年5月4日発表)

●Penny Warner(ペニー・ワーナー) "The Mystery of the Haunted Caves (Troop 13 Mystery)" で受賞。98年には、"Dead Body Language"(『死体は訴える』吉澤康子訳/ハヤカワ・ミステリ文庫)でマカヴィティ賞最優秀処女長編賞を受賞した。聾者教育学の修士号を取得しており、一般向けの幼児教育や発達学のノウハウ本や子ども向けアクティビティブックも手がける。児童向けミステリの "Mystery of the Missing Mustangs" を今夏出版予定。

□2001年度の主な候補作家

○Michael Dahl(マイケル・ダール) 候補作は人気シリーズ "Finnegan Zwake" 4作目の "The Viking Claw"。1999年に発表した同シリーズ1作目、"The Horizontal Man" がデビュー作。現在は作品執筆のかたわら、米国各地の小学校でミステリ作品執筆教室や講演会活動も行う。ノンフィクションの写真集シリーズなど、補助教材の執筆や製作にも携わっている。

 

【参考】
◆「ナンシー・ドルー」について(本誌2000年5月号書評編「特別企画」)

◆2001年度の受賞作・候補作の詳細(本誌2002年5月号書評編「賞情報2」)

(森久里子・西薗房枝)

 

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読者の広場

―― 海外児童文学や翻訳にまつわるお話をどうぞ! ――

 

 今月は質問メールをいただきました。ペンネームがこちらのクラブと同じ、やまねこさんからです。

『不思議の国のアリス』などで、よくバタつきパンというのが、いかにもごちそうまたはこの上ないおやつのようにでてまいります。

 もちろんバターそのものが、マーガリンに比べ上級材ですし、パンだって黒パンなどの粗末なパンではないようです。それでも感覚的にそんなに子どもが大喜びしそうなものかと思います。わが国でもみそのついたおにぎりやきゅうりを喜んだ時代がありましたが、バタつきパンほど喜ばなかったような。

 どなたに聞いても今まで解答自体が無かったのですが、ぜひそこら辺りの感覚を教えていただきたいと思います。

 物語の中に出てくる食べ物は時として強い印象を残しますね。バタつきパンにまつわるお話、現在もバタつきパンはご馳走なのか、そのあたりの感覚をご存知の方、ぜひ編集部までメールをお願いします。

 

このコーナーでは、海外児童書にまつわるお話、ご質問、ご意見等を募集しています。
mgzn@yamaneko.org までお気軽にお寄せください。


  • メールはなるべく400字以内で、ペンネームをつけてお送りください。
  • タイトルには必ず「読者の広場」とお入れください。
  • 掲載時には、趣旨を変えない範囲で文章を改変させていただく場合があります。
  • 回答も読者のみなさまから募集し、こちらに掲載させていただきます。原則的に編集部からメールでの回答はいたしませんので、ご了承ください。

 

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◆◇◆◇◆◇◆◇◆  やまねこ翻訳クラブ(会員数266名)  ◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 やまねこ翻訳クラブは、海外の子どもの本に関する情報交換、翻訳・シノプシス自主勉強会などを行っている児童書専門サークルです。翻訳と子どもの本に興味のある方でしたらどなたでも入会できますので、ぜひお気軽にご参加ください。

――シノプシス勉強会、ファンタジー作品読破マラソン(開催中)――


▽▲▽▲▽  海外児童書のシノプシス作成・書評執筆を承ります   ▽▲▽▲▽

やまねこ翻訳クラブまでお気軽にご相談ください。


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(第10号は7月5日発行。申し込み手続きは前日までにおすませください。)


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●編集後記●

 やまねこの活動も多岐にわたるなか、メルマガはメイン活動の一つです。それぞれの楽しさを味わっていただければうれしいです。(さ)


発 行: やまねこ翻訳クラブ
発行人: 河原まこ(やまねこ翻訳クラブ 会長)
編集人: 林さかな(やまねこ翻訳クラブ スタッフ)
企 画: 河まこ キャトル きら くるり こべに さかな 小湖 Gelsomina sky SUGO Chicoco ちゃぴ つー 月彦 どんぐり NON BUN ぱんち ベス みーこ みるか 麦わら MOMO YUU yoshiyu りり Rinko ワラビ わんちゅく
協 力: @nifty 文芸翻訳フォーラム
小野仙内 蒼子 ながさわくにお


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