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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2014年6月号 =====☆ ☆===== =====★ 月 刊 児 童 文 学 翻 訳 ★===== =====☆  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ☆===== No.157 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 児童文学翻訳学習者による、児童文学翻訳学習者のための、電子メール版情報誌 http://www.yamaneko.org 編集部:mgzn@yamaneko.org 2014年6月15日発行 配信数 2560 無料 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●2014年6月号もくじ● ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎注目の本(邦訳絵本):『トーラとパパの夏休み』 リーサ・モローニ文/エヴァ・エリクソン絵/菱木晃子訳 ◎注目の本(邦訳絵本):『ネルソン・マンデラ』 カディール・ネルソン文・絵/さくまゆみこ訳 ◎賞速報 ◎イベント速報 ◎お菓子の旅:第64回 甘いお菓子は友情を呼ぶ? 〜バクラヴァ〜 ◎読者の広場 |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●注目の本(邦訳絵本)●スマホ漬けのパパと想像力あふれる娘の大冒険 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『トーラとパパの夏休み』 リーサ・モローニ文/エヴァ・エリクソン絵/菱木晃子訳 あすなろ書房 定価1,300円(本体) 2014.03 32ページ ISBN 978-4751527061 "Se upp for krokodilen!" text by Lisa Moroni, illustrations by Eva Eriksson Bonnier Carlsen Bokforlag, 2013 Amazonで詳細を見る hontoで詳細を見る 「わーい、やっと出発よ!」待ちに待った夏休み、トーラはパパと森へキャンプに出 かける。いつものパパは、パソコンやスマホに夢中で相手をしてくれないから、トー ラはこの日を楽しみにしていたのだ。森へ行けば、めずらしい動物やほら穴にすんで る巨人にだって会えるはず。早く行きたくてたまらないのに、パパったらスーパーで ゆっくりお買い物だ。しかも何時間も車に乗らないといけない。ようやく森に着いた が、動物はなかなか見つからないし、パパはスマホばかり見ている。どんどんきげん が悪くなっていくトーラ。でも、ついに大きなヘビを発見!……と思ったら、パパは 木の根っこだといって、またいでしまう。キリンを見つけてもシラカバだというし、 ライオンやカバはただの岩で、トロルは切り株だ。ほんとうに、つまらないパパ! やがて妖精の霧を抜けると、川があらわれた。パパは丸太をわたろうというけれど、 トーラの目には丸太になんか見えない。あれは……「ワニよ!」それでもトーラは勇 気を出してわたりきった。ところがたいへん! ワニがパパの足にかみつこうとした のだ。「た、たすけてくれー!」さあ、ふたりの冒険は、いったいどうなる? 北欧からやってきた楽しい絵本。絵はやわらかな色づかいの水彩画で、ながめてい るだけで心が和んでくる。トーラの表情の変化がじつにうまく描かれており、とくに しかめっ面が、なんともいえずかわいらしい。パパとトーラそれぞれの目に映る世界 を交互に描きながら、しだいに幻想の中へと読者を引き込んでいく巧みな構成だ。 作中のパパはパソコンやスマホに時間をとられて、なかなか子どもに向き合おうと しない。せっかくの夏休みに自然の中へ行っても、子どもの想像力についていけず、 「つまらないパパ!」と不評を買ってしまう。現代の親子の姿そのままで、絵本を読 む子どもたちから、「うちもおんなじ!」という声が聞こえてきそうだ。確かに情報 過多でゆとりのない時代だが、子どもたちにはトーラのような想像力を持ち続けてほ しいし、私たち大人もそんな子どもの心に寄り添っていきたいと思う。この絵本では、 ある時からパパの言動が変化する。霧の中で子ども心を取りもどしたのだろうか? せわしない日常生活で見失いがちなものを、やさしく思い出させてくれる秀作である。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【文】リーサ・モローニ(Lisa Moroni):1983年、スウェーデン生まれ。本書の絵 を担当したエヴァ・エリクソンの娘で、子どものころから物語や絵をかくことが好き だった。高校の美術デザインコースを修了し、いくつかの職業に就いた後、絵本作家 を目指すことに。専門学校でライティングを学び、この作品で絵本作家としてデビュ ーする。夫、娘、愛犬とともに、ストックホルム近郊のティレソに在住。 【絵】エヴァ・エリクソン(Eva Eriksson):1949年生まれ。スウェーデンで最も人 気のある絵本画家のひとり。1981年、"Mamman och den vilda bebin"(『ママときか んぼぼうや』バルブロ・リンドグレン文/小野寺百合子訳/佑学社)でエルサ・ベス コフ賞を受賞。また2001年には、作家としてアストリッド・リンドグレーン賞を受賞 した。『おにいちゃんがいるからね』(ウルフ・ニルソン文/菱木晃子訳/徳間書店) など邦訳絵本多数。 【訳】菱木晃子(ひしき あきらこ):1960年、東京生まれ。慶應義塾大学卒業。ス ウェーデンの文化に親しみ、北欧の児童書の紹介と翻訳に努める。2008年、『ニルス のふしぎな旅』(セルマ・ラーゲルレーヴ作/福音館書店)が児童福祉文化財特別推 薦作品に選ばれた。また2009年には、スウェーデン王国より北極星勲章を受章。『フ ローラのにわ』(クリスティーナ・ディーグマン文・絵/福音館書店)など訳書多数。 【参考】 ▼リーサ・モローニ紹介ページ(Raben & Sjogren ウェブサイト内、スウェーデン語) http://www.rabensjogren.se/Alfabetiskt/M/Lisa-Moroni/ ▼エヴァ・エリクソン紹介ページ (Raben & Sjogren ウェブサイト内、スウェーデン語) http://www.rabensjogren.se/Alfabetiskt/E/Eva-Eriksson/ ▼北欧文学翻訳 菱木晃子公式ホームページ http://hishiki.info/ ▽菱木晃子訳書リスト(やまねこ翻訳クラブ資料室) http://www.yamaneko.org/bookdb/int/ls/ahishi02.htm ▽菱木晃子インタビュー(やまねこ翻訳クラブ資料室) http://www.yamaneko.org/bookdb/int/ahishiki.htm 【特殊文字】 「for」:「o」の上にウムラウト(¨)がつく 「Bokforlag」:ふたつ目の「o」の上にウムラウト(¨)がつく 「Raben」:「e」の上にアクセント記号(')がつく 「Sjogren」:「o」の上にウムラウト(¨)がつく (牛原眞弓) |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●注目の本(邦訳絵本)●人種の融和を成し遂げた南アフリカの父 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『ネルソン・マンデラ』 カディール・ネルソン文・絵/さくまゆみこ訳 鈴木出版 定価1,900円(本体) 2014.02 38ページ ISBN 978-4790252771 "Nelson Mandela" by Kadir Nelson HarperCollins Children's Books, 2013 Amazonで詳細を見る hontoで詳細を見る Amazonで原書を見る 南アフリカの黒人が入植者に奪われたものは土地と自由。本書は、すべての国民に 自由を取り戻す闘いを続けたネルソン・マンデラの伝記絵本だ。 ネルソン・マンデラはクヌ村で幸せな子ども時代を過ごした。9歳で父が亡くなり、 預けられた遠方の親戚のもとで、黒人が背負ってきた悲しい歴史を知る。そして、不 当な扱いを受ける黒人を守るために、より一層勉学に励み弁護士となるも、法律だけ ではかなわぬことから、アパルトヘイト撤廃の活動へ身を投じる。抗議デモや集会を 組織する彼を政府は逮捕した。獄中生活は長く厳しいものだった。しかし、政府は国 際世論の非難を受けてアパルトヘイト撤廃へと方針を変え、投獄から27年を経てよう やく彼を釈放した。そして彼は、全人種選挙で大統領に選ばれた。 不屈の精神で非凡な人生を送ったネルソン・マンデラを、作者は平易な言葉と力強 い絵で描き出す。人物や背景に、太い線と艶を消した色を使うことで、絵はより本質 に迫り、時代色まで描写する。私が特に心を引かれたのは、冒頭の場面だ。クヌ村の 丘陵を、逆光と影の黒色を用いて描き、幸せな子ども時代が長く続かないことを予感 させる。次のページでは、父の死を語る文章と、厳しい表情で見つめ合う母子の絵で、 身を切るほどの悲しみを表す。父から受け継いだ民族の誇りと、「ゆうきを出すんだ よ」と別れを告げた母の言葉が、彼の原点だと感じた。類いまれなる統率力と高潔な 人格をもって信念を貫き、彼は、「アマンドラ(力を)」の合言葉で民衆の心を1つ にまとめ、大統領に選ばれた。人種差別のない社会への幕開けだ。作者は晴れ渡る空 を背にした彼を描き、天にいる先祖も国民も世界も南アフリカを祝福したと語る。そ の青天には、この日を待たずに命を落とした多くの仲間やその家族も、先祖として描 かれているように思えた。 読み終えて、表紙いっぱいに描かれたネルソン・マンデラの肖像画に見入った。そ の背後にある彼の歴史。そして彼の視線の先に広がる未来。見つめられている私たち は彼にとっての未来だ。その瞳が読者に真っすぐに問いかけてくる。人間は平等だ、 君は、差別を許さない勇気を持っているかと。長く読み継がれてほしい作品だ。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【文・絵】カディール・ネルソン(Kadir Nelson):米国サンディエゴ在住。ニュー ヨークのプラット・インスティテュートで学ぶ。絵本作家として、またイラストレー ターとして、幅広く活躍。邦訳に、『わたしには夢がある』(マーティン・ルーサー ・キング・ジュニア文/さくまゆみこ訳/光村教育図書)、『ヘンリー・ブラウンの 誕生日』(エレン・レヴァイン文/千葉茂樹訳/鈴木出版)などがある。 【訳】さくまゆみこ:1947年、東京生まれ。青山学院女子短期大学教授。文化出版局、 冨山房で児童書編集に携わり、現在、翻訳家として多くの作品を手掛ける。最近の訳 書に『やくそく』(ニコラ・デイビス文/ローラ・カーリン絵/BL出版)、『海の ひかり』(モリー・バング&ペニー・チザム作/評論社)、『ひとりでおとまりした よるに』(フィリパ・ピアス文/ヘレン・クレイグ絵/徳間書店)などがある。 【参考】 ▼カディール・ネルソン公式ウェブサイト http://www.kadirnelson.com/ ▼さくまゆみこ公式ウェブサイト http://members.jcom.home.ne.jp/baobab-star/ ▽さくまゆみこ訳書・著作リスト(やまねこ翻訳クラブ資料室) http://www.yamaneko.org/bookdb/int/ls/ysakuma.htm ▽さくまゆみこインタビュー(やまねこ翻訳クラブ資料室) http://www.yamaneko.org/bookdb/int/ysakuma.htm (三好美香) |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●賞速報● ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★2014年オーストラリア児童図書賞候補作品発表(受賞作品の発表は8月15日の予定) ★2014年MWA賞(エドガー賞)児童図書部門/ヤングアダルト小説部門発表 ★第61回産経児童出版文化賞発表 ★2013年度アガサ賞児童書およびヤングアダルト部門発表 ★2014年ローカス賞最終候補作品発表(受賞作品の発表は6月27〜29日の予定) ★2014年ブランフォード・ボウズ賞ショートリスト発表 (受賞作品の発表は7月10日の予定) ★2013年度アンドレ・ノートン賞発表 ★2014年CBI最優秀児童図書賞発表 ★2014年ボストングローブ・ホーンブック賞発表 ★2014年LIANZA児童図書賞候補作品発表(受賞作品の発表は8月4日の予定) ★2014年度ドイツ児童文学賞ノミネート作品発表 (受賞作品と特別賞の発表は10月10日の予定) 海外児童文学賞の書誌情報を随時掲載しています。「速報(海外児童文学賞)」を ご覧ください。 http://www.yamaneko.org/cgi-bin/sc-board/c-board.cgi?id=award |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●イベント速報● ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★展示会情報 安曇野ちひろ美術館「ブラジルからやってきた! 色彩の画家ホジェル・メロ展」 板橋区立美術館「2014イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」 など ★講演会情報 刈羽村生涯学習センター「ハンス・フィッシャーの魅力を語る」 姫路市立美術館「スズキコージの絵本原始力展 トークショー&サイン会」 など ★イベント情報 第21回東京国際ブックフェア など 詳細やその他のイベント情報は、「速報(イベント情報)」をご覧ください。なお、 空席状況については各自ご確認願います。 http://www.yamaneko.org/cgi-bin/sc-board/c-board.cgi?id=event (笹山裕子/冬木恵子) |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●お菓子の旅●第64回 甘いお菓子は友情を呼ぶ? 〜バクラヴァ〜 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 'Not bad,' I said. 'At lunch time I shared your baklava with Oliver Johnson and some other kids and they've begged me to bring more tomorrow.' Mum laughed. 'There should be a Nobel Peace Prize for cooks.' "The Invisible Hero" by Elizabeth Fensham The University of Queensland Press (2011) -*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-* バクラヴァは、中東、バルカン半島、北アフリカなど広い地域で愛されている伝統 的なお菓子です。発祥地については今でも時々議論になるようですが、その歴史は紀 元前8世紀ごろのアッシリア(メソポタミアの北部)にまでさかのぼるといわれてい ます。当時は平たいパンにナッツをのせ、はちみつをかけたものでした。周辺地域へ 伝わっていくなかでバリエーションが生まれ、オスマン帝国の首都であったイスタン ブールのトプカプ宮殿で、生地を薄くのばす技術が発達したと考えられています。紙 のように薄いこの生地は、現在欧米でフィロ(ギリシャ語で木の葉という意味)とい う名前で知られ、さまざまな料理に利用されています。 バクラヴァは何枚も重ねたフィロの間に、砕いたくるみやピスタチオなどのナッツ 類を挟んでオーブンで焼いた後、シロップをたっぷりしみこませて作ります。一口食 べるとナッツの香ばしさとシロップの甘さが口いっぱいに広がります。かなり濃厚な 味ですが、甘党でナッツ好きな人には癖になる組み合わせかもしれません。 私(かまだ)の住むシドニーの町にはアラブ系の焼き菓子専門店があります。バク ラヴァがキロ単位で売られているのを初めて見たときは驚きましたが、来客のおもて なしとして出されるほか、結婚式や祝祭など大勢の人が集まる場にも欠かせないお菓 子だと知って、納得しました。 引用はトルコ系オーストラリア人の少年ムスタファが、ハイスクールから帰って、 お母さんと交わす会話から。お母さんお手製のバクラヴァは学校の友達にも大好評だ ったようです。心をこめて作った食べものは人の心を近づける。そう考えるお母さん は、さらにこう続けます。'- food and love. Hey presto - friendship.'(食べも のプラス愛情。ほーら、友情の出来上がり) *-* バクラヴァの作り方 *-* 画像はこちら(やまねこ翻訳クラブ喫茶室) 材料(15センチ×25センチの耐熱皿1枚分) 市販のフィロ生地 160g 〈シロップ〉 (耐熱皿の大きさに切った20枚分) 水 125cc 細かく砕いたナッツ類 250g 砂糖 100g (くるみ、ピスタチオ、アーモンドなど) はちみつ 大さじ4 溶かしたバター 135g レモンの皮(黄色い部分) 1/3個分 シナモン、クローブ 各小さじ1 砕いたピスタチオ(飾り用) 適量 1.ボウルに刻んだナッツ類、シナモン、クローブを入れて混ぜる。 2.フィロ(冷凍の場合はパッケージの説明に従って解凍しておく)を広げ、耐熱皿 の大きさに合わせて切る。 3.溶かしたバターをはけで耐熱皿の底に塗り、フィロを1枚敷く。 4.その上にまたバターを塗ってもう1枚フィロを重ねる。これを10回繰り返す。 5.4で層にしたフィロの上に1を均等にふりかける。 6.5の上にフィロを1枚のせ、バターを塗ってフィロを重ねる作業を10回繰り返す。 7.一番上のフィロにバターを塗った後、24等分になるよう生地に下まで切れ目を入 れる。 8.160度のオーブンで約50分、きつね色になるまで焼く。 9.シロップを作る。水と砂糖を鍋に入れて中火で煮立たせた後、はちみつとレモン の皮を加えて混ぜ、弱火で約20分煮る。レモンの皮を取り出す。 10.バクラヴァが焼けたら、熱いうちにシロップをかける。切れ目に沿ってかけると しみこみやすい。飾りに砕いたピスタチオを散らす。 ★参考図書・ウェブサイト 『ケーキング おいしいケーキづくり進行中 Vol.6』(柴田書店MOOK) "Cooking The Middle Eastern Way: Culturally Authentic Foods Including Low- Fat And Vegetarian Recipes (Easy Menu Ethnic Cookbooks)" by Alison M. Behnke and Vartkes Ehramjian(Lerner Pub Group, 2005) Baklava 紹介ページ(Food timeline ウェブサイト内) http://www.foodtimeline.org/foodpies.html#baklava お菓子の話題は喫茶室掲示板へどうぞ。 ★「やまねこ翻訳クラブ喫茶室掲示板」 http://www.yamaneko.or.tv/open/c-board/c-board.cgi?id=kissa (かまだゆうこ/加賀田睦美/冬木恵子) |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●読者の広場● 海外児童文学や翻訳にまつわるお話をどうぞ! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このコーナーでは、本誌に対するご感想・ご質問をはじめ、海外児童書にまつわる お話、ご質問、ご意見等を募集しています。mgzn@yamaneko.org までお気軽にお寄せ ください。 ※メールはなるべく400字以内で、ペンネームをつけてお送りください。 ※タイトルには必ず「読者の広場」とお入れください。 ※掲載時には、趣旨を変えない範囲で文章を改変させていただく場合があります。 ※質問に対するお返事は、こちらに掲載させていただくことがあります。原則的に編 集部からメールでの回答はいたしませんので、ご了承ください。 |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●お知らせ● 本誌では、これまで書籍の価格を「税込」(消費税5パーセントで計算)で表記し ておりましたが、消費税率引き上げにともない、2014年4月からは本体価格としてお ります。バックナンバーに掲載されている書籍につきましては、価格の訂正はいたし ませんので、ご了承ください。 本誌でご紹介した本を、各種のインターネット書店で簡単に参照していただけます。 こちらの「やまねこ翻訳クラブ オンライン書店」よりお入りください。 http://www.yamaneko.org/info/order.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ・☆・〜 次 号 予 告 〜・☆・ 詳細は10日頃、出版翻訳ネットワーク内「やまねこ翻訳クラブ情報」のページに掲 載します。どうぞお楽しみに! http://litrans.g.hatena.ne.jp/yamaneko1/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▽▲▽▲▽ 海外児童書のシノプシス作成・書評執筆を承ります ▽▲▽▲▽ やまねこ翻訳クラブ(yagisan@yamaneko.org)までお気軽にご相談ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆☆ FOSSIL 〜 Made in USA のライフスタイルブランド ☆☆ 独創的なデザインで世界120ヶ国以上で愛用されているフォッシルはアメリカを代 表するライフスタイルブランドです。1984年、時計メーカーとして始まったフォッシ ルは時計をファッションアクセサリーのひとつと考え、カジュアルでポップなライン からフォーマルなシーンにも使えるアイテムまで、年間300種類以上のモデルを発売 し続けています。またフォッシル直営店では、時計以外にもレザーバッグ、革小物、 ファッションサングラスなどのラインを展開しています。 TEL 03-5992-4611 http://www.fossil.co.jp/ (株)フォッシルジャパン:やまねこ賞協賛会社 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★☆ 出版翻訳ネットワークは出版翻訳のポータルサイトです ☆★ http://www.litrans.net/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★☆メールマガジン『海外ミステリ通信』 隔月15日発行☆★ http://www.litrans21.net/whodunit/mag/ 未訳書から邦訳新刊まで、あらゆる海外ミステリの情報を厳選して紹介。翻訳家や 編集者の方々へのインタビューもあります! 〈フーダニット翻訳倶楽部〉 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= やまねこ翻訳クラブ広報ブログ =*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=* ★広報ブログ「やまねこ翻訳クラブ情報」(litrans グループ ブログ内) http://litrans.g.hatena.ne.jp/yamaneko1/ ※各掲示板の話題やクラブの動きなど、HOTな情報をご紹介しています。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●編集後記●5月号をお休みしましたが、クラブ内では企画や話題がめじろ押しでし た。やまねこライフに休みなしです。今月後半は、FIFAワールドカップを追いつ つ、カーネギー賞、ケイト・グリーナウェイ賞の受賞作発表に注目し、7月号の準備 にかかります。(お) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発 行 やまねこ翻訳クラブ 編集人 大作道子/蒲池由佳(やまねこ翻訳クラブ スタッフ) 企 画 牛原眞弓 尾被ほっぽ 加賀田睦美 かまだゆうこ くどうあきこ 児玉敦子 相良倫子 笹山裕子 冬木恵子 三好美香 村上利佳 森井理沙 協 力 出版翻訳ネットワーク 管理人 小野仙内 asayaka からくっこ キジトラ くらら ながさわくにお Mar みーこ ゆま html版担当 ayo ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ・このメールマガジンは、「まぐまぐ」( http://www.mag2.com/ )を利用して配信 しています。購読のお申し込み、解除もこちらからどうぞ。 ・バックナンバーは、http://www.yamaneko.org/mgzn/ でご覧いただけます。 ・ご意見・ご感想は mgzn@yamaneko.org までお気軽にお寄せください。 ・無断転載を禁じます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ |
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