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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2016年6月号 =====☆ ☆===== =====★ 月 刊 児 童 文 学 翻 訳 ★===== =====☆  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ☆===== No.171 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 児童文学翻訳学習者による、児童文学翻訳学習者のための、電子メール版情報誌 http://www.yamaneko.org 編集部:mgzn@yamaneko.org 2016年6月15日発行 配信数 2570 無料 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●2016年6月号もくじ● ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎賞情報:2016年チルドレンズ・ブック賞発表 ◎注目の本(未訳絵本):"Much Ado About Shakespeare" ドノヴァン・ビクスレー文・絵 ◎世界の本棚(トルコ語):"Mevzumuz Derin" アフメット・ビュケ作 ◎賞速報 ◎イベント速報 ◎読者の広場 |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●賞情報●2016年チルドレンズ・ブック賞発表 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2016年チルドレンズ・ブック賞の大賞および各部門賞が、5月28日に発表された。 この賞は、子どもたちの投票で選ばれた作品に贈られる英国の児童文学賞で、幼年向 け、低学年向け、高学年向けの3部門がある。選考方法は、出版社の推薦を受けた作 品を各学校や団体に提示し、それらを読んだ子どもたちの感想などを基に、主催者団 体から各部門のショートリスト(The Top 10)が発表される。その後、子どもたちに よって投票が行われ、その得票数に応じて受賞作、大賞(Overall Winner)が決まる。 本賞の特典として、今年も審査員の子どもたちが授賞式に招かれ、受賞者たちと楽し い時を過ごした。 チルドレンズ・ブック賞は、1980年に「子どもの本グループ連盟(FCBG)」主 催で The Children's Book Award として創設され、その後、2002年に Red House Children's Book Award へと変更されるも、2016年から創設時の賞名に改められた。 今年の大賞(★)、各部門賞(☆)は、以下の通り。ショートリストは、やまねこ 翻訳クラブ資料室「チルドレンズ・ブック賞受賞作品リスト(2010年代)」をご覧い ただきたい。 http://www.yamaneko.org/bookdb/award/uk/children/child2010.htm#2016 The Children's Book Award 2016 Winners ★大賞 ☆低学年向け部門賞 (The Overall Winner & The Winner of Books for Younger Readers Category) "My Headteacher is a Vampire Rat" by Pamela Butchart, illustrated by Thomas Flintham (Nosy Crow) ☆幼年向け部門賞 (The Winner of Books for Younger Children Category) "Is There a Dog in This Book?" by Viviane Schwarz (Walker Books) ☆高学年向け部門賞 (The Winner of Books for Older Readers Category) "Apple and Rain" by Sarah Crossan (Bloomsbury) 大賞および低学年向け部門賞に選ばれた Pamela Butchart はミドルスクール(5 年生から8年生)で哲学を教える教師でもあり、児童文学作家としての活動は2010年 から始めた。小学校を舞台に主人公 Izzy が活躍する一連の作品が子どもたちから大 きな支持を得ている。受賞作品の "My Headteacher is a Vampire Rat" もその中の 1冊で、新たに赴任してきた校長先生の謎の行動から、ある疑念が浮かびあがり、 Izzy が友達とその謎を解き明かしていくストーリー。ユニークな発想が子どもたち の心をつかみ、みごと大賞にも輝いた。 幼年向け部門賞を受賞した "Is There a Dog in This Book?" は、3匹のネコが、 隠れたイヌを見つけようとするしかけ絵本。ここかな?あそこかな?とワクワクドキ ドキ。シンプルな絵は躍動感にあふれ、子どもはもちろんのこと大人も楽しめる作品 だ。 高学年向け部門に輝いた "Apple and Rain" は、母娘の失望と愛情を詩的な文章で 表したYA作品。女優としての夢をあきらめきれず、娘を祖母のもとに置いて、イギ リスからアメリカへと渡った母が、11年ぶりに帰国する。作者 Sarah Crossan は、 空白の時を埋めようとする母娘の姿と心の葛藤を、13歳になった娘と母、そして祖母 との関係を通して繊細に描いている。2015年カーネギー賞ショートリスト作品。 【参考】 ▼2016年チルドレンズ・ブック賞のページ (Federation of Children's Book Groups ウェブサイト内) http://www.fcbg.org.uk/childrens-book-award/ ▼Pamela Butchart 紹介ページ(Bloomsbury Publishing ウェブサイト内) http://www.bloomsbury.com/author/pamela-butchart ▼Thomas Flintham 公式ウェブサイト http://www.thomasflintham.com/ ▼Viviane Schwarz 公式ウェブサイト http://www.vivianeschwarz.co.uk/ ▼Sarah Crossan 公式ウェブサイト http://www.sarahcrossan.com/ ▽チルドレンズ・ブック賞について(「月刊児童文学翻訳」2002年3月号情報編) http://www.yamaneko.org/mgzn/dtp/2002/03a.htm#bungaku ▽チルドレンズ・ブック賞受賞作品リスト(やまねこ翻訳クラブ資料室) http://www.yamaneko.org/bookdb/award/uk/children/index.htm (三好美香) |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●注目の本(未訳絵本)●没後400年、今こそシェイクスピアを知ろう ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ "Much Ado About Shakespeare" 『シェイクスピアは色あせず』(仮題) by Donovan Bixley ドノヴァン・ビクスレー文・絵 Upstart Press, 2016, 120pp. ISBN 978-1927262023 (PB) ★2016年ニュージーランド児童書及びヤングアダルト小説賞 ラッセル・クラーク挿絵賞候補作品 Amazonで詳細を見る ウィリアム・シェイクスピアの没後400年に当たる今年、関連書は世界各国で多数 出版されていることだろう。ここで取り上げるのは、ニュージーランドで刊行された YAから大人向けの伝記絵本だ。作者ビクスレーは、幼年向け絵本のイラストを数多 く手がけているほか、グラフィックノベルの作者としても評価が高い。敬愛するシェ イクスピアの魅力をビジュアル重視の本で伝えようと構想を練り、10年以上かけて本 書の出版を実現させた。 1564年に生まれ1616年に世を去った文豪シェイクスピア。本書ではその一生を58の 章に分けて時系列に並べ、短い文章とカラーイラストで紹介している。ほとんどの章 は、見開きの一方に文、もう一方にイラストを配置した2ページ構成だ。章タイトル の代わりに、作品の一節が引用されていることも興味深い。例えば誕生の場面は、 "When we are born, we cry that we are come to this great stage of fools." と いう『リア王』の一文だ。巻頭には当時のロンドンの地図、巻末にはイラストつきの 年表と作品一覧があり、資料としても充実している。 くっきりした線に鮮やかな色使い、ときにセクシャルでちょっぴりグロテスクなイ ラストには美しさとユーモアが共存し、数あるシェイクスピア本の中でも異彩を放っ ている。人々がひしめく貧民街、女王や富裕層の豪華絢爛な衣装、にぎわう劇場など、 16世紀のロンドンの様子が写実的に描かれ、シェイクスピアとその作品世界を身近に 感じさせてくれる。シェイクスピア作品にまるで疎い私も、没後400年という節目に この本を手にして、生まれて初めてシェイクスピアという人間に興味を持った。家業 の手伝いや勉強に苦労する少年ウィル、18歳で結婚し20歳で3児の父となる若者ウィ ルに、親しみを感じずにはいられない。俳優として、劇作家として活躍し始めてから も、お金や人間関係のトラブルに悩みながら生きるひとりの人間であることに変わり はなかった。だからこそ、世界中の人々の心を動かす作品が書けたのだろう。ページ をめくりながら、そんなことをしみじみ思った。4世紀を経ても色あせない数々の名 作を今こそ手に取り、劇場に足を運び、味わってみたい。 ※ラッセル・クラーク挿絵賞(Russell Clark Illustration Award)は、昨年まで LIANZA児童図書賞の挿絵部門だったが、賞の合併により、2016年からニュージ ーランド児童書及びヤングアダルト小説賞に組み込まれた。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【文・絵】Donovan Bixley(ドノヴァン・ビクスレー):ニュージーランド北島タウ ポ在住の作家、イラストレーター。1971年生まれ。オークランド工科大学でグラフィ ックアートを学ぶ。挿絵を手がけた絵本、読み物多数。2015年には、文と絵を手がけ たグラフィックノベル "Monkey Boy" で、ニュージーランド児童書及びヤングアダル ト小説賞の児童読み物部門を受賞した。邦訳に『素顔のモーツァルト』(清水玲奈訳 /グラフィック社)がある。 【参考】 ▼ドノヴァン・ビクスレー公式ウェブサイト http://www.donovanbixley.com/ (大作道子) |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●世界の本棚(トルコ語)●どこの国でも青春は疑問と問題が山積み ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『本を読むぼくと18歳の秘密』(仮題) アフメット・ビュケ作 "Mevzumuz Derin" by Ahmet Buke ON8, 2013 ISBN 978-6054603596 (Turkey) 164pp. Amazonで詳細を見る ベド、18歳。予備校に通っているが、勉強には身が入らない。バスの運転士として 働く母親からは、小言が鬼のように降ってくる。「ちゃんと予備校に行きなさい。朝 食を抜かしちゃだめ」母さんに恋人でもできれば、怒りっぽいのも少しはましになる だろうか。早くに父親を亡くしたベドは、母と祖父との3人暮らしだ。予備校では、 気になる女の子にひどい仕打ちを受け、そのボーイフレンドにも殴られ自転車を奪わ れてしまう。こんな時は読書に限る。祖父の友人が営む古本屋に入り浸って本を読ん でいると、いやなことなど全部忘れられた。本といえば、最近、おかしなことがあっ た。予備校のトイレで、配管の後ろに本が押し込まれていたのだ。まるでベドに読め とでもいうように。本には見知らぬメールアドレスも記されていた。また、夜中に母 親が泣いている姿も目撃する。ベドにとって世の中はわからないことだらけだ。 ストレートでウイットに富むベドの語りは、トルコ西部エーゲ海沿いの都市イズミ ルの街や多民族の人々の生活を魅力的に浮かび上がらせる。悩み、成長していくベド の姿は、身近で親しみやすい。「母さんは朝、エイリアンに変身する。人間の女性に もどらないかな」などの母親に対するコメントには、笑わされたり、じんとさせられ たり。また観光客を相手に写真を撮って売るロマ族出身の友人が、「ロマ」のレール から外れて生きていこうとする姿も、忘れ難い印象を残す。人は何かをよりどころに して生きていく。自分はどうなのだろうと考えをめぐらすベド。メールアドレスの持 ち主を探すうちに、かくされていた事実が明らかになっていく。両親や祖父が若かっ た時代へと物語が動いたとき、ベドは彼自身の心のよりどころを見つけることができ るだろうか。 作品中ベドが読む本の数々が紹介されているのは、本好きにはたまらない趣向だ。 選書は国内外にわたり幅広く、やまねこ翻訳クラブでも多くのメンバーが高く評価し た『殺人者の涙』(アン=ロール・ボンドゥ作/伏見操訳/小峰書店)が出てきたと きには、胸が高鳴った。フランスの作家がチリを舞台に書いた作品に、アジアの東と 西の端の人が心を揺さぶられるなんて、本という媒体が持つ魅力そのものではないか。 トルコの青年とこんな風につながるのも悪くない。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【文】Ahmet Buke(アフメット・ビュケ):1970年トルコ共和国マニサ生まれ。1997 年にイズミルのドクズエイリュル大学経済経営学部を卒業。2002年に短編作品でコン テストに優勝し、2004年に初の短編集を出版した。本書は出版社 ON8(オンセキズ) のブログに連載した「ベドの読書日記」からYA小説へ発展したという経緯を持つ。 2013年トルコ最優秀YA賞を受賞するなど国内で高い評価を受け、2016年IBBYオ ナーリストにも推薦された。作者は本書の舞台イズミルで作品を書き続けている。 【参考】 ▼アフメット・ビュケ公式ブログ(ON8 ウェブサイト内、トルコ語) http://www.on8kitap.com/author/ahmetbuke 【『殺人者の涙』関連記事(やまねこ翻訳クラブ内)】 ▽第12回やまねこ賞(本誌2009年12月号) http://www.yamaneko.org/mgzn/dtp/2009/12.htm#tokushu ▽伏見操さんインタビュー(やまねこ翻訳クラブ資料室) http://www.yamaneko.org/bookdb/int/mfushimi.htm 【特殊文字】 「Buke」:「u」の上にウムラウト(¨)がつく (植村わらび) |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●賞速報● ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★2016年ドイツ児童文学賞ノミネート作品発表 ★2016年MWA賞受賞作品発表 ★2016年オーストラリア児童図書賞ロングリスト発表 ★2016年オーストラリア児童図書賞ショートリスト発表 (受賞作品の発表は8月19日の予定) ★第63回産経児童出版文化賞発表 ★2015年度アンドレ・ノートン賞受賞作品発表 ★第21回日本絵本賞発表 ★2016年ローカス賞YA部門最終候補作品発表 (受賞作品の発表は6月24日〜26日の予定) ★2015年度アガサ賞児童書及びヤングアダルト部門受賞作品発表 ★2016年CBI最優秀児童図書賞(旧ビスト最優秀児童図書賞)ショートリスト発表 ★2016年ボストングローブ・ホーンブック賞発表 ★2016年ニュージーランド児童書及びヤングアダルト小説賞候補作品発表 (受賞作品の発表は8月8日の予定) 海外児童文学賞の書誌情報を随時掲載しています。「速報(海外児童文学賞)」を ご覧ください。 http://www.yamaneko.org/cgi-bin/sc-board/c-board.cgi?id=award |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●イベント速報● ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★展示会情報 安曇野ちひろ美術館「ちひろ美術館コレクション ふしぎな動物たち」 大淀町文化会館「世界のバリアフリー絵本展2015」 など ★講演会情報 教文館ウェンライトホール「ウェンディ・クーリングさんトークイベント」 大阪狭山市立図書館「岡田よしたかさん講演会『ユーモア絵本ができるまで』」 など ★イベント情報 ニッショーホール「ムーミンの日の集い」 川口総合文化センターリリア「絵本フェスタ川口」 など 詳細やその他のイベント情報は、「速報(イベント情報)」をご覧ください。なお、 空席状況については各自ご確認願います。 http://www.yamaneko.org/cgi-bin/sc-board/c-board.cgi?id=event (冬木恵子/山本真奈美) |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●読者の広場● 海外児童文学や翻訳にまつわるお話をどうぞ! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このコーナーでは、本誌に対するご感想・ご質問をはじめ、海外児童書にまつわる お話、ご質問、ご意見等を募集しています。mgzn@yamaneko.org までお気軽にお寄せ ください。 ※メールはなるべく400字以内で、ペンネームをつけてお送りください。 ※タイトルには必ず「読者の広場」とお入れください。 ※掲載時には、趣旨を変えない範囲で文章を改変させていただく場合があります。 ※質問に対するお返事は、こちらに掲載させていただくことがあります。原則的に編 集部からメールでの回答はいたしませんので、ご了承ください。 |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●お知らせ● 本誌でご紹介した本を、各種のインターネット書店で簡単に参照していただけます。 こちらの「やまねこ翻訳クラブ オンライン書店」よりお入りください。 http://www.yamaneko.org/info/order.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ・☆・〜 次 号 予 告 〜・☆・ 詳細は10日頃、出版翻訳ネットワーク内「やまねこ翻訳クラブ情報」のページに掲 載します。どうぞお楽しみに! http://litrans.g.hatena.ne.jp/yamaneko1/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▽▲▽▲▽ 海外児童書のシノプシス作成・書評執筆を承ります ▽▲▽▲▽ やまねこ翻訳クラブ(yagisan@yamaneko.org)までお気軽にご相談ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆☆ FOSSIL 〜 Made in USA のライフスタイルブランド ☆☆ 独創的なデザインで世界120ヶ国以上で愛用されているフォッシルはアメリカを代 表するライフスタイルブランドです。1984年、時計メーカーとして始まったフォッシ ルは時計をファッションアクセサリーのひとつと考え、カジュアルでポップなライン からフォーマルなシーンにも使えるアイテムまで、年間300種類以上のモデルを発売 し続けています。またフォッシル直営店では、時計以外にもレザーバッグや革小物な どのラインを展開しています。 TEL 03-5992-4611 http://www.fossil.com/ (株)フォッシルジャパン:やまねこ賞協賛会社 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★☆ 出版翻訳ネットワークは出版翻訳のポータルサイトです ☆★ http://www.litrans.net/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★☆メールマガジン『海外ミステリ通信』 隔月15日発行☆★ http://honyakuwhod.blog.shinobi.jp/ 未訳書から邦訳新刊まで、あらゆる海外ミステリの情報を厳選して紹介。翻訳家や 編集者の方々へのインタビューもあります! 〈フーダニット翻訳倶楽部〉 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= やまねこ翻訳クラブ広報ブログ =*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=* ★広報ブログ「やまねこ翻訳クラブ情報」(litrans グループ ブログ内) http://litrans.g.hatena.ne.jp/yamaneko1/ ※各掲示板の話題やクラブの動きなど、HOTな情報をご紹介しています。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●編集後記●今月号で掲載したレビューに登場する2人の主人公。生きる時代も場所 も違う彼らから大きな力をもらいました。編集作業中は梅雨空の季節でしたが、心は 何とも晴れやかでした。今月号もすてきな作品の数々をご紹介できて、とてもうれし いです。(み) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発 行 やまねこ翻訳クラブ 編集人 三好美香/蒲池由佳(やまねこ翻訳クラブ スタッフ) 企 画 赤塚きょう子 植村わらび 大作道子 尾被ほっぽ 岡田衣央 加賀田睦美 かまだゆうこ 手嶋由美子 冬木恵子 増山麻美 森井理沙 安田冬子 山本真奈美 協 力 出版翻訳ネットワーク 管理人 小野仙内 からくっこ キジトラ くらら SUGO ながさわくにお ゆま html版担当 shoko ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ・このメールマガジンは、「まぐまぐ」( http://www.mag2.com/ )を利用して配信 しています。購読のお申し込み、解除もこちらからどうぞ。 ・バックナンバーは、http://www.yamaneko.org/mgzn/ でご覧いただけます。 ・ご意見・ご感想は mgzn@yamaneko.org までお気軽にお寄せください。 ・無断転載を禁じます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ |
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