スウェーデンの賞レビュー集 一覧 |
このレビュー集について 10周年記念「世界の児童文学賞ラリー」においてやまねこ会員が個々に書いたレビューを、各児童文学賞ごとにまとめました。メルマガ「月刊児童文学翻訳」や「やまねこのおすすめ」などに掲載してきた〈やまねこ公式レビュー〉とは異なる、バラエティーあふれるレビューをお楽しみください。
なお、レビューは注記のある場合を除き、邦訳の出ている作品については邦訳を参照して、邦訳の出ていな作品については原作を参照して書かれています。
やまねこ10周年記念「世界の児童文学賞ラリー」レビュー集
アウグスト賞(児童書及びYA部門)(スウェーデン) レビュー集 |
★ Yamaneko Honyaku Club 10th Anniversary ★ Yamaneko Honyaku Club 10th Anniversary ★
最終更新日 2008/07/01 新規公開
★アウグスト賞について |
"Hedvig och Max-Olov" * "Alla doda sma djur"(リンク) * "GITTAN och gravargarna"
"Hedvig och Max-Olov"(2006) (未訳読み物) by Frida Nilsson フリーダ・ニルソン、illustrated by Stina Wirsen スティーナ・ヴィルセーン |
その他の受賞歴 |
ヘドヴィグは、小学校2年生になったばかりのおてんば少女。クラスメートのエレンが、最近馬を飼いはじめたらしい。馬なんて高くて買えないヘドヴィグのパパは、かわりにマックス・ウーロフという名の、間抜けなロバを買ってきた。ヘドヴィグはクラスの皆に馬がいるとつい嘘をついてしまう。嘘がバレたヘドヴィグは、アルフォンという男の子にからかわれるようになる。さらに馬の話にうんざりの、親友リンダとまで気まずくなってしまい、ふんだりけったりのヘドヴィグは、マックス・ウーロフに「あんたなんか大嫌い!」と言ってしまう。その晩、マックス・ウーロフはこつぜんと姿を消してしまう。 (枇谷 玲子) 2008年7月公開 |
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★ Yamaneko Honyaku Club 10th Anniversary ★ このレビュー集について
"Alla doda sma djur 〔Alla döda små djur 〕"(2006)
(未訳絵本) by Ulf Nilsson ウルフ・ニルソン、illustrations by Eva Eriksson エヴァ・エリクソン |
その他の受賞歴 |
ドイツ児童文学賞レビュー集を参照のこと |
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★ Yamaneko Honyaku Club 10th Anniversary ★ このレビュー集について
"GITTAN och gravargarna 〔GITTAN och gråvargarna〕" by Pija Lindenbaum ピア・リンデンバウム (未訳絵本) |
その他の受賞歴 |
ギッタンは、幼稚園の皆が小川を飛び越えたり、ミミズを触ったりして遊んでいても、仲間に入ろうとせず、他の子が犬のまわりに集まっていても、怖くて触ることもできない、少し怖がりやでマイペースな女の子。ある日、幼稚園の遠足で迷子になったギッタンは、森に迷いこみ、そこではいいろおおかみに出会った。まつぼっくりを投げたり、木にのぼったり、お医者さんごっこをしたり、楽しい一日を過ごしたものの、いつまで経っても誰もギッタンを見つけに来てはくれないことにはたと気づかされるギッタン。こうなったら自力で幼稚園を見つけるしかない! すっくと立ち上がったギッタンのおともを、おおかみたちが名乗りでた。ギッタンは幼稚園に無事戻ることができるのだろうか。 (枇谷 玲子) 2008年7月公開 |
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★ Yamaneko Honyaku Club 10th Anniversary ★ このレビュー集について
スウェーデンの賞レビュー集 一覧 |
やま ねこ10周年記念「世界の児童文学賞ラリー」レビュー集
オッティリア・アーデルボリ賞(スウェーデン) レビュー集 |
★ Yamaneko Honyaku Club 10th Anniversary ★ Yamaneko Honyaku Club 10th Anniversary ★
最終更新日 2008/07/01 新規公開
★オッティリア・アーデルボリ賞(Ottilia Adelborg-priset)について |
☆Catarina Kruusva 〔 "Fia
och djuren" * "Fia och djuren PA DAGIS"
〕
☆Eva Eriksson 〔"Mamman och den
vilda bebin"『ママときかんぼぼうや』(リンク)〕
Catarina Kruusval カタリーナ・クルースヴァル |
カラスにクマ、ウサギにキリン、犬にハリネズミ、それから子猫はフィアの大事なお友達です。晴れた日の朝、フィアは動物達を連れて散歩に出かけます。森の小道をフィアを先頭に進んでいき、途中おやつをむしゃむしゃ、一休み。食べおわると、坂をかけ足でおりていきます。するとハリネズミと子猫が坂を転がり、穴に落ちてしまいました。家に帰ろうとしたフィア達は、やっとニ匹がいないことに気がつきました。フィア達は、二匹を見つけ、家路につくことができるのでしょうか。 (枇谷 玲子) 2008年7月公開 |
ある朝動物達が、フィアと一緒に保育園に行きたいと言いだしました。ところが保育園で動物達は耳をひっぱられたり、シンクでざぶざぶ洗われたり、肩車されたり、投げっこされたり、散々な目にあいます。 (枇谷 玲子) 2008年7月公開 |
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Eva Eriksson(エヴァ・エリクソン) |
エルサ・ベスコフ賞レビュー集を参照のこと |
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