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2018年9月号
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  =====★   月 刊  児 童 文 学 翻 訳   ★=====
   =====☆   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ☆=====
         Yamaneko Honyaku Club 20th Anniversary
                                No.187
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児童文学翻訳学習者による、児童文学翻訳学習者のための、電子メール版情報誌
http://www.yamaneko.org                         
編集部:mgzn@yamaneko.org     2018年9月15日発行 配信数 2500 無料
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●2018年9月号もくじ●
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◎追悼:翻訳家 大塚勇三さん
 レビュー:「長くつ下のピッピ」シリーズ
                 アストリッド・リンドグレーン作/大塚勇三訳
      『小さなスプーンおばさん』 アルフ=プリョイセン作/大塚勇三訳
◎賞速報
◎イベント速報:★やまねこ翻訳クラブ協力企画のお知らせあり★
◎読者の広場

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●追悼●翻訳家 大塚勇三さん
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 2018年8月18日、翻訳家で、児童文学者の大塚勇三さんが97歳で亡くなられた。
 大塚さんは、1921年1月27日、中国東北部(旧満州)生まれ。東京帝国大学法学部
卒業後、軍隊に入隊。戦後、出版社に勤務したのち、児童文学の翻訳、執筆に専念す
る。特に、北欧児童文学の翻訳を数多く手掛けており、なかでも、スウェーデン人作
家アストリッド・リンドグレーンの作品の翻訳で知られる。1965年に刊行された『や
かまし村の子どもたち』、1967年に刊行された『ミオよ わたしのミオ』(共に岩波
書店)など、数々のリンドグレーン作品が、60年代のうちに大塚さんの訳で出版され、
現在に至るまで日本の読者に長く親しまれている。北欧の言語は独学で学び、英語訳
やドイツ語訳も参照しながら翻訳に取り組んだという。また、『プンクマインチャ
ネパール民話』(秋野亥左牟絵)、『いしになったかりゅうど モンゴル民話』(赤
羽末吉絵)や、『ちいさなあかいにわとり アイルランドの昔話』(日紫喜洋子絵)
(いずれも福音館書店)など、世界に古くから伝わる民話や昔話を再話し、高い評価
を得る。1966年に「リンドグレーン作品集」(岩波書店)で、1968年に『スーホの白
い馬 モンゴル民話』(赤羽末吉絵/福音館書店)でサンケイ児童出版文化賞(現・
産経児童出版文化賞)を受賞された。

 本誌本号では、大塚さんをしのび、哀悼の意と感謝の気持ちを表して、訳書の中か
ら、1964年から1965年にかけて刊行された「長くつ下のピッピ」シリーズと、1966年
に刊行された『小さなスプーンおばさん』を紹介する。

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■レビュー■

◆「世界一つよい女の子」ピッピの大活躍◆

『長くつ下のピッピ』2000.06 239ページ ISBN 978-4001140149
『ピッピ船にのる』2000.06 235ページ ISBN 978-4001140156
『ピッピ南の島へ』2000.08 215ページ ISBN 978-4001140163
アストリッド・リンドグレーン作/大塚勇三訳 岩波書店 定価各680円(本体)
(※このレビューは岩波少年文庫版を参照して書かれています)
"PIPPI LANGSTRUMP", 1945
"PIPPI LANGSTRUMP GAR OMBORD", 1946
"PIPPI LANGSTRUMP I SODERHAVET", 1948
by Astrid Lindgren, Raben & Sjogren
Amazonで検索する:書名と作者名

 スウェーデンのとある小さな町に、風変わりな少女がやってきた。ニンジン色の髪、
そばかすだらけの顔。左右で色の違う靴下をはき、その上にはぶかぶかの靴。少女の
名はピッピという。それまで船の上で暮らしていたピッピは、お父さんが行方不明に
なってしまったため、たったひとりで町はずれの古ぼけた家に住みはじめたのだ。た
くさんの金貨と航海で集めた宝物を持ち、相棒にはサルのニルソン氏。見た目が奇抜
な上に言動も破天荒なピッピは、行く先々で騒動を巻き起こす。
 主人公ピッピが、9歳とは思えない怪力と超人的な運動能力を武器に、大人たちの
度肝を抜き、振り回す姿は痛快そのものだ。孤児院に入れようとするおまわりさんの
手をすり抜ける一方、酔っぱらった荒くれ者をやっつける。店に並ぶお菓子を買い占
めて子どもたちに配り、動物小屋から逃げ出した猛獣をつかまえ、ピッピの家を買お
うとする男を投げ飛ばす。口を開けば奇想天外な空想話ばかりだが、お父さんが迎え
に来たときは、仲良しのトミーとアンニカを悲しませたくないがために町を離れるの
を拒むという友だち思いの面もある。本当は心優しい女の子なのだ。
 今やピッピの代名詞となっている「世界一つよい女の子」。子どもの頃に読んだと
きは自由奔放なピッピがうらやましかったが、今あらためて読み返すと彼女の「つよ
さ」とは、経済的自立(たくさんの金貨)と強靭な肉体(馬を軽々と持ち上げられる
腕力)があってこそ成り立つものだと感じた。女の子がひとりで生きていくにはこの
ふたつが不可欠と解釈するのは、いささか考えすぎだろうか――。そんな勘繰りはさ
ておき、ピッピは、今では世界一「つよい」のみならず「有名」にもなった。訳者の
大塚勇三さんの尽力により、早くから日本の子どもたちにも親しまれ、今でもさまざ
まな新訳が出て読み継がれている。大塚さんのあたたかみ溢れる訳文は、彼女のどん
な突飛なふるまいも受け入れ、見守っているかのようだ。わたしのように子どもの頃
にピッピの物語に親しんだ方も、ぜひもう一度手にとってみてほしい。ひとたびペー
ジを開けば、大塚さんの優しいまなざしに包まれることだろう。

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【作】アストリッド・リンドグレーン(Astrid Lindgren):1907年、スウェーデン
南部のヴィンメルビューに生まれる。教師や事務員をしながら執筆活動を開始し、
『長くつ下のピッピ』をはじめ、「やかまし村」シリーズ、「名探偵カッレくん」シ
リーズなど、子どもたちに愛される作品を多数世に送り出す。1958年に国際アンデル
セン賞作家賞を受賞。2002年、94歳でこの世を去る。

【参考】
▼アストリッド・リンドグレーン公式ウェブサイト
http://www.astridlindgren.se/

▽映画になった児童文学:アストリッド・リンドグレーン
                        (やまねこ翻訳クラブ資料室)
http://www.yamaneko.org/bookdb/gen/eiga/lind.htm

【特殊文字】
「PIPPI LANGSTRUMP」:「LANGSTRUMP」の「A」の上に○がつく。
「GAR OMBORD」:「GAR」の「A」の上に○がつく。
「I SODERHAVET」:「SODERHAVET」の「O」の上に(¨)がつく。
「Raben & Sjogren」:
 「Raben」の「e」の上に(´)がつき、「Sjogren」の「o」の上に(¨)がつく。

                                (山本みき)

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◆突然小さくなるおばさんの愉快な物語◆

『小さなスプーンおばさん』 アルフ=プリョイセン作/大塚勇三訳
学習研究社 定価900円(本体) 1966.04 166ページ ISBN 978-4051046507
"Kjerringa som ble sa lita som ei te-skje" by Alf Proysen
Tiden, 1957
Amazonで検索する:ISBN  Amazonで検索する:書名と作者名

 ある朝、ごくふつうのおばさんが、なんとティースプーンくらいに小さくなってし
まいます。ところが、おばさんは少しもあわてません。小さくなると動物たちと話せ
るようになったので、ネズミやネコやイヌに掃除をさせます。さらに雨や風や太陽に
洗濯をさせ、フライパンとつぼにはパンケーキを焼かせます。そしてご亭主が畑から
帰るころには、もうもとの大きさにもどって、何事もなかったかのようにふたりでお
昼ごはんを食べるのです。別の日には、ご亭主とマカロニ・スープの話をしていると
きに突然小さくなります。ご亭主が驚いて悲しむのに、おばさんはまったく平気。ご
亭主のポケットに入って、いっしょにマカロニを買いにいくことに――。こんなふう
におばさんは、困ったことが起きてもへこたれることなく、陽気に解決していきます。
その解決法がユーモラスでとても楽しいのです。なぜ小さくなるのか、その説明は何
もありません。魔法や呪いや薬のせいでもなく、ただいきなり小さくなったり大きく
なったりするだけです。小人伝説の多い北欧ならではの発想でしょうか。でも子ども
の豊かな想像力があれば、理屈など必要ないのかもしれません。
「スプーンおばさん」の物語は約60年前にノルウェーで発表され、それ以来世界中の
子どもたちに愛されてきました。日本では本作の他に『スプーンおばさんのぼうけん』
『スプーンおばさんのゆかいな旅』(共に学習研究社)として紹介され、テレビでア
ニメ化もされています。話のおもしろさだけでなく、おおらかで気さくな動物たちや
ご亭主、そして何よりおばさんの朗らかさとたくましさが魅力です。これを読んだ子
どもたちは、困難を明るく乗り越えるおばさんの姿に励まされたり、自分も小さくな
って動物と話したいと憧れたりすることでしょう。幼い日のわたしも、もちろんその
ひとりでした。少しとぼけた楽しい文章には、訳者の温かい人柄がしのばれます。日
本の子どもたちにたくさんの元気と笑顔を届けてくれた大塚さんに、心から感謝しつ
つ、ご冥福を祈りたいと思います。

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【作】アルフ=プリョイセン(Alf Proysen):1914年、ノルウェーの貧しい家に生
まれ、幼い頃から農場で働いた。学校には行けなかったが、豊かな空想力と表現力、
歌唱力を生かし、自作の歌を村の祭りなどで歌う。一方で小説も書き、"Trost i
taklampa"(『電燈にとまったツグミ』未邦訳)が評判に。児童書も多く手掛け、代
表作の「スプーンおばさん」シリーズは多くの国で翻訳された。1970年、56歳にて没。

【参考】
▼アルフ=プリョイセン紹介ページ(Penguin Books ウェブサイト内)
https://www.penguin.co.uk/puffin/authors/alf-proysen/1002101/

【特殊文字】
「Kjerringa som ble sa lita som ei te-skje」:「sa」の「a」の上に○がつく。
「Alf Proysen」:「Proysen」の「o」に(/)がつく。

                                (牛原眞弓)

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■大塚勇三さんの主な訳書■

【本誌バックナンバー「お菓子の旅」&「世界のお祭り」でご紹介した訳書】

▽『スプーンおばさんのゆかいな旅』アルフ=プリョイセン作/学習研究社
(本誌2000年10月号情報編「お菓子の旅 第12回 ノルウェー風ワッフル」)
http://www.yamaneko.org/mgzn/dtp/2000/10a.htm#okashi

▽『小さい魔女』オトフリート・プロイスラー作/学習研究社
(本誌2006年6月号「世界のお祭り&やまねこカフェ特別編 ヴァルプルギスの夜」)
http://www.yamaneko.org/mgzn/dtp/2006/06.htm#matsu_cafe

▽『やかまし村の春・夏・秋・冬』アストリッド・リンドグレーン作/岩波書店
(本誌2010年4月号「世界のお祭り 第21回 北欧のイースター」)
http://www.yamaneko.org/mgzn/dtp/2010/04.htm#matsuri

(本誌2015年10月号「お菓子の旅 第65回 ソッケルカーカ」)
http://www.yamaneko.org/mgzn/dtp/2015/10.htm#okashi

▽『ウルスリのすず』ゼリーナ・ヘンツ文/アロイス・カリジェ絵/岩波書店
(本誌2014年3月号「世界のお祭り 第31回 チャランダマルツ」)
http://www.yamaneko.org/mgzn/dtp/2014/03.htm#matsuri

【その他の主な訳書】

1965『やねの上のカールソン』    アストリッド・リンドグレーン作 岩波書店
1965『たんじょうび』         ハンス・フィッシャー文・絵 福音館書店
1969『マウルスと三びきのヤギ』      アロイス・カリジェ文・絵 岩波書店
1973『大力のワーニャ』       オトフリート・プロイスラー作 学習研究社
(2014『大力のワーニャ』      オトフリート・プロイスラー作 岩波書店)
1975『トム・ソーヤーの冒険』        マーク・トウェイン作 福音館書店
1979『雪の女王』      ハンス・クリスチャン・アンデルセン作 福音館書店
(2003『アンデルセンの童話3 雪の女王』
             ハンス・クリスチャン・アンデルセン作 福音館書店)
1981『もりのこびとたち』         エルサ・ベスコフ文・絵 福音館書店
1984『ライオンとねずみ 古代エジプトの物語』 リーセ・マニケ文・絵 岩波書店
1986『グリムの昔話1〜3』グリム作  フェリクス・ホフマン編・絵 福音館書店
2007『ペーテルとペトラ』
  アストリッド・リンドグレーン文 クリスティーナ・ディーグマン絵 岩波書店

※品切れや絶版の作品で、現在流通している別の版がある場合は、その情報を()内
に併記しています。

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●賞速報━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

★2018年ミソピーイク賞児童書部門発表
★2018年ニュージーランド児童書及びヤングアダルト小説賞発表
★2018年オーストラリア児童図書賞発表

 海外児童文学賞の書誌情報を随時掲載しています。「速報(海外児童文学賞)」を
ご覧ください。
http://www.yamaneko.org/cgi-bin/sc-board/c-board.cgi?id=award

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●イベント速報━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

★展示会情報
 MOTOYA Book・Cafe・Gallery「PINOCCHIO」
 奈良県立美術館「ブラティスラヴァ世界絵本原画展 BIBで出会う絵本のいま」
                                    など

★講演会情報
 岩手県立美術館「役に立たない編集講義 ブルーノ・ムナーリの本を作る愉しみ」
 ゆう・ゆうプラザ「世界の子どもと本を考える『絵本が生まれるとき』」  など

★コンクール情報
 「第25回いたばし国際絵本翻訳大賞」 など

★イベント情報
 Jテラスカフェ「瀬戸内ブッククルーズ 第3回 イチョウ並木の本まつり」
                                    など

 詳細やその他のイベント情報は、「児童書関連イベント情報掲示板」をご覧くださ
い。なお、空席状況については各自ご確認願います。
http://www.yamaneko.org/cgi-bin/sc-board/c-board.cgi?id=event

★★やまねこ翻訳クラブ協力企画のお知らせ★★

「読書探偵作文コンクール2018」
  主催 読書探偵作文コンクール事務局
  協力 翻訳ミステリー大賞シンジケート、やまねこ翻訳クラブ

 夏休みが終わり、小学生部門、中高生部門ともに、作品が続々と届き始めています。
 応募締切は★9月25日★です。詳細は、各部門の公式ウェブサイトをご覧ください。
 公式ツイッター、フェイスブックページでも随時最新情報をお伝えしていますので、
どうぞご利用ください。

▼「読書探偵作文コンクール」小学生部門 公式ウェブサイト
http://dokushotantei.seesaa.net/

▼「読書探偵作文コンクール」中高生部門 公式ウェブサイト
https://dokutanchuko.jimdo.com/

▼「読書探偵作文コンクール」公式ツイッター
https://twitter.com/Dokusho_Tantei

▼「読書探偵作文コンクール」公式フェイスブックページ
https://www.facebook.com/dokushotantei

 お子さんに、お友だちに、お知り合いに、ぜひお知らせください!

 過去の受賞作をもとに昨年出版した『外国の本っておもしろい! 子どもの作文か
ら生まれた翻訳書ガイドブック』(サウザンブックス社)も、引き続きよろしくお願
いいたします。
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4909125051/dokushotantei-22/ref=no
sim/

                          (冬木恵子/山本真奈美)

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●読者の広場●海外児童文学や翻訳にまつわるお話をどうぞ!
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 このコーナーでは、本誌に対するご感想・ご質問をはじめ、海外児童書にまつわる
お話、ご質問、ご意見等を募集しています。mgzn@yamaneko.org までお気軽にお寄せ
ください。

※メールはなるべく400字以内で、ペンネームをつけてお送りください。
※タイトルには必ず「読者の広場」とお入れください。
※掲載時には、趣旨を変えない範囲で文章を改変させていただく場合があります。
※質問に対するお返事は、こちらに掲載させていただくことがあります。原則的に編
集部からメールでの回答はいたしませんので、ご了承ください。

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●お知らせ●

 本誌でご紹介した本を、各種のインターネット書店で簡単に参照していただけます。
こちらの「やまねこ翻訳クラブ オンライン書店」よりお入りください。
http://www.yamaneko.org/info/order.htm
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           ・☆・〜 次 号 予 告 〜・☆・

 詳細は10日頃、出版翻訳ネットワーク内「やまねこ翻訳クラブ情報」のページに掲
載します。どうぞお楽しみに!
          http://litrans.g.hatena.ne.jp/yamaneko1/

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▽▲▽▲▽   海外児童書のシノプシス作成・書評執筆を承ります   ▽▲▽▲▽

 やまねこ翻訳クラブ( yagisan@yamaneko.org )までお気軽にご相談ください。

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    ☆☆ FOSSIL 〜 Made in USA のライフスタイルブランド ☆☆
 独創的なデザインで世界120ヶ国以上で愛用されているフォッシルはアメリカを代
表するライフスタイルブランドです。1984年、時計メーカーとして始まったフォッシ
ルは時計をファッションアクセサリーのひとつと考え、カジュアルでポップなライン
からフォーマルなシーンにも使えるアイテムまで、年間300種類以上のモデルを発売
し続けています。またフォッシル直営店では、時計以外にもレザーバッグや革小物な
どのラインを展開しています。
TEL 03-5992-4611
http://www.fossil.com/     (株)フォッシルジャパン:やまねこ賞協賛会社
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★☆     出版翻訳ネットワークは出版翻訳のポータルサイトです     ☆★
             http://www.litrans.net/
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     ★☆メールマガジン『海外ミステリ通信』 隔月15日発行☆★
          http://honyakuwhod.blog.shinobi.jp/
未訳書から邦訳新刊まで、あらゆる海外ミステリの情報を厳選して紹介。翻訳家や
編集者の方々へのインタビューもあります!    〈フーダニット翻訳倶楽部〉
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★広報ブログ「やまねこ翻訳クラブ情報」(出版翻訳ネットワーク内)
                  http://litrans.g.hatena.ne.jp/yamaneko1/
 ※各掲示板の話題やクラブの動きなど、HOTな情報をご紹介しています。

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●編集後記●皆で編集作業を進めるなかで、懐かしい!という言葉があちこちから聞
こえてきました。子どもの頃に出会った物語を久々に開いてみると、そこには懐かし
さだけでなく、新しい発見も。長きにわたり、世界各地の魅力的な物語を届けてくだ
さった大塚勇三さんに、心からの感謝をお伝えしたいと思います。(ひ)
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発 行 やまねこ翻訳クラブ
編集人 平野麻紗/三好美香(やまねこ翻訳クラブ スタッフ)
企 画 赤塚きょう子 牛原眞弓 尾被ほっぽ 加賀田睦美 かまだゆうこ
    蒲池由佳 熊谷淳子 小島明子 冬木恵子 古市真由美 増山麻美
    森井理沙 安田冬子 山本真奈美 山本みき
協 力 出版翻訳ネットワーク 管理人 小野仙内
    くらら ながさわくにお
    html版担当 ayo
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・ご意見・ご感想は mgzn@yamaneko.org までお気軽にお寄せください。
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