メニュー>「月刊児童文学翻訳」>バックナンバー>2004年12月号 オンライン書店
もくじ◎特集:第7回やまねこ賞――会員が選んだ、今年の児童書ベスト5は?◎注目の本(邦訳読み物):『魔女のこねこゴブリーノ』 アーシュラ・ウィリアムズ作/中川千尋訳 ◎注目の本(未訳読み物):"Becoming Naomi Leon" パム・M・ライアン作 ◎賞速報 ◎イベント速報 ◎お菓子の旅:第30回 英国生まれのクリスマスケーキ 〜フルーツケーキ〜 ◎読者の広場: 海外児童文学や翻訳にまつわるお話をどうぞ! ●このページでは、書店名をクリックすると、各オンライン書店で詳しい情報を見たり、本を購入したりできます。 |
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☆☆ FOSSIL 〜 Made in USA のカジュアルウオッチ ☆☆ |
「FOSSILは化石って意味でしょ?レトロ調の時計なの?」。いえいえ、これは創業者の父親がFOSSIL(石頭、がんこ者)というあだ名だったことから誕生したブランド名。オーソドックスからユニークまで様々なテイストの時計がいずれもお手頃価格で揃います。レトロといえば、時計のパッケージにブリキの缶をお付けすることでしょうか。数十種類の絵柄からお好きなものをその場で選んでいただけます。選ぶ楽しさも2倍のフォッシルです。
TEL 03-5981-5620
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(株)フォッシルジャパン:やまねこ賞協賛会社
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過日、やまねこ翻訳クラブで、昨年11月から今年9月までに出版された邦訳児童書、および、過去に海外で出版された未訳児童書を対象に、ベスト5の投票が行われました。以下にその結果をご報告します。大賞に輝いた邦訳作品の翻訳家の方には、賞状と副賞が贈られます。なお、前回に引き続き、株式会社フォッシルジャパンより、副賞の時計をご提供いただきました。 |
(右端)実際の副賞のバンドは白色
「読み物」「絵本」の分類については、原則として株式会社図書館流通センター(TRC)による分類種別に準拠していますが、一部の本については、当クラブの判断で種別を変更しています。
記事中に記載した、本誌の過去のレビューについては、やまねこ翻訳クラブサイトに掲載のバックナンバーをご参照ください。
http://www.yamaneko.org/mgzn/
なお、すべての投票と感想はこちらでごらんいただけます。
http://www.yamaneko.org/yn_award/index.htm
黒人と日系と白人の血を引いたT・Jは頭脳明晰でスポーツ万能だが、体育会のメンバーが幅をきかす高校の雰囲気に反発を感じ、あえて部活動には参加していない。そんな彼が、ひょんなことから水泳部を作ることになる。集まっ てきたのは一癖も二癖もある面々。プールもない高校で、彼らは体育会の連中を見返すことができるのか。アメリカ図書館協会のヤングアダルト・ベストブックに選ばれた作品。
◎とにかく面白くかっこいい話、登場人物のひとりひとりがユニークでひきこまれる。(りり)
◎なんかこう熱いものを感じさせてくれたし、心の芯からいろんな想いをぐいっと呼び覚ましてくれるような感じでした。(えみりい)
◎とにかく爽快でした。(tommy)
◎主人公の強さに勇気づけられました。(コアラン)
◎珍しく友だちにメールであらすじを送り、薦めた本です。(shoko)
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【受賞のことば】 翻訳家 金原瑞人さん
このところ、「受賞、おめでとう!」という機会はたくさんあるんだけど、「受賞、おめでとうございます!」といわれる機会はほとんどない。さて、ずいぶん昔に産経の賞をもらったきりかな。そんなわけで、とても嬉しい! それも自分としては今年一押しのヤングアダルト小説『ホエール・トーク』で選ばれるなんて! これを選んで下さった方にとっても、選んでくださらなかった方にとっても、来年はよい年でありますように。【受賞のことば】 翻訳家 西田登さん
『ホエール・トーク』は訳了まで約20か月を要した難物ですが、最後まであきらめずに訳し抜いたおかげで新聞数紙に書評が載り、ネット書店の読者レビューでも好意的に取り上げられ、ついには猫好きにとってはたまらない名前の賞まで頂くことができました。新米翻訳家としてこれ以上は望めないスタートが切れたことを、今後の仕事の励みにしたいと思います。実り多い試練を与えてくださった金原先生と、投票してくださった皆さんに、心からの感謝を!
『ホエール・トーク』の情報をオンライン書店でみる "Whale Talk"の情報をオンライン書店でみる |
優等生で人気者のマットは、高校の授業中に、爆破テロの疑いで警察に連れて行かれる。疑いは晴れたものの、周囲の人々は急によそよそしくなり、敵意さえ見せるようになる。孤立したマットに救いの手を差し伸べたのは、自分のことを「アグリーガール」と呼ぶアーシュラ。ふたりは少しずつ心を通わせていく。
◎主人公やまわりのひとたちの心理描写がとてもすばらしい。(yoshiyu)
◎すべてが面白かったです。(ゆずみ)
◎主人公のアグリーガールがかっこいい!(Chicoco)
◎マットとかわすメールのやりとりが切なくて、胸がキュンとなりました。(蒼子)
『アグリーガール』の情報をオンライン書店でみる "Big Mouth & Ugly Girl"の情報をオンライン書店でみる |
12世紀後半の韓国に焼きもので知られた村があった。12歳の少年モギは、家も親もなく、橋の下で暮らしていた。近くに住む焼きもの師ミンが作る高麗青磁の美しさに魅せられたモギは、見習いとなり働くようになる。いつかは焼きものを作れるようになることを夢みて、モギは薪集めや粘土運びに精を出す。2002年ニューベリー賞受賞作品。(本誌2002年5月号書評編「注目の本」のレビューをご参照ください)
◎日本語の美しさや力を感じさせる名訳。(レイラ)
◎ぜいたくな今の時代に、静かに輝いている。(ちゃぴ)
◎好きなもののためにこんなにがんばれるということ、そして好きなことができる喜びが素直に伝わってきました。(蒼子)
◎モギのまっすぐな気持ちに心を洗われるすがすがしい作品。(ワラビ)
『モギ――ちいさな焼きもの師』の情報をオンライン書店でみる "A Single Shard"の情報をオンライン書店でみる |
選挙で勝利をおさめた健全健康党が「チョコレート禁止法」を発令した! チョコレートだけでなく、砂糖もキャンディーも、甘いものはすべて禁止される。ハントリーとスマッジャーは密かにチョコレートを作り、地下チョコバーまで開いた。捜査官やチョコレート探知機、そしてふたりを怪しむ少年団との攻防が始まる。
◎ほんとにチョコが食べられなくなったらどうしようと心配になるほど、のめり込んで楽しみました。(SUGO)
◎ユニークな設定の中、「自由」とは、と考えさせられました。(ゆま)
◎本全体で伝えているメッセージを重くうけとりました。(shoko)
◎チョコレートよ、永遠に。(りり)
『チョコレート・アンダーグラウンド』の情報をオンライン書店でみる "Bootleg"の情報をオンライン書店でみる |
エイプリルの誕生日は4月1日。ピザ屋の裏のゴミ箱から見つけ出された日だ。今は里親のマリオンと暮らし、友だちもいて幸せだけれど、自分を産んだお母さんのことがいつも心にひっかかっている。わたしは望まれない子だったの? お母さんはわたしのことを忘れてしまったの? 14歳の誕生日、エイプリルは自分の過去をたどり始める。(本誌2004年11月号「注目の本」のレビューをご参照ください)
◎原作ももちろんですが、邦訳の素晴らしさに感動しました。(ぐりぐら)
◎主人公エイプリルを取り巻く人々の温かさがいい!(ち〜ず)
◎最後の章では一気に感動が胸にこみあげてきました。(tommy)
◎今年出たウィルソンの邦訳では一番好き。(hanemi)
『ダストビン・ベイビー』の情報をオンライン書店でみる "Dustbin Baby"の情報をオンライン書店でみる |
6位『タトゥーママ』、7位『海のはてまで連れてって』『ママは行ってしまった』(2作同点)、9位『ワニてんやわんや』、10位『駆けぬけて、テッサ!』『ロラおばちゃんがやってきた』『ダルシマーを弾く少年』(3作同点)
読み物部門 絵本部門 未訳部門 オールタイム部門 『魔女のこねこゴブリーノ』 "Becoming Naomi Leon" 賞速報 イベント速報 お菓子の旅 読者の広場 もくじ |
★☆★☆【2004年 第7回やまねこ賞 絵本部門】☆★☆★
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『魔女の子どもたち』の情報をオンライン書店でみる "Witch's Children"の情報をオンライン書店でみる |
村一番のなわとび上手、エルシーは、妖精からも認められ、秘密の技を受け継ぐ。長い歳月の後、村人に訪れた危機。年老いたエルシーはなわとびを手に立ち上がる。
イギリスの伝承歌をもとに、1937年、ファージョンが書き上げた短編を、60年後、ヴォークが絵本として再び送り出した作品。
◎おはなしと絵がとけあって、ケーバーン山や妖精たちがうかびあがってきた。(ワラビ)
◎踊りだしたくなるようなときめきに包まれる。この感覚は子どものころと同じ。自分の変わらない部分で感じることができて、幸せな気持ちになった。(Incisor)
◎懐かしいお話が絵本になりました。眺めても声に出して読んでも楽しい本です。(ケンタ)
◎この絵本を読むたびに、子どもに対する深い愛情と、まなざしに心がふるえる。(さかな)
『エルシー・ピドック、ゆめでなわとびをする』の情報をオンライン書店でみる "Elsie Piddock Skips in Her Sleep"の情報をオンライン書店でみる |
村で一番の元気少年、グレゴリーは、村一番のあわてものかも。おばあちゃんの話だって最後まで聞かず、飛び出して行ったから、さあ大変!
30年以上未訳のまま眠っていた名作が、ヤッホーと元気いっぱいはじけた。
(本誌2004年2月号書評編「注目の本」のレビューをご参照ください)
◎グレゴリーの「ヤッホー!」は、我が家の日常生活にしみこんでいるので、1位にしないわけにはいかないと思いました。(hanemi)
◎とにかく、グレゴリーの元気ではちゃめちゃなところが楽しい!(ち〜ず)
◎ヤッホー! ヤッホッホー!という元気のいい声が響いてくる、楽しくてあったかい絵本。(さかな)
◎ほんとうに元気になっちゃいます。のびのびグレゴリーは理想の子どもだなー。あわてんぼなところがまたいいです。(NON)
『げんきなグレゴリー』の情報をオンライン書店でみる "Gregory The Noisiest And Strongest Boy In Grangers Grove"の情報を オンライン書店でみる |
いぬが欲しいけど……。自分には見える、「見えないいぬ」に首輪をつけ、散歩に出かけたマドレンカ。あらら? 街の人たちにも見えるのかな?
空想の世界を旅する少女とあたたかな周囲の人々、友達との出会い。シスの繊細な筆に包まれ、マドレンカはまた素敵な女の子になった。第4回やまねこ賞絵本部門、第4位『マドレンカ』続編。
◎やっぱり、ピーター・シスの絵が好きです。息子も気に入っていて、しばらくは「目には見えない〜」と繰り返していました。(shoko)
◎前に歯がぬけて大騒ぎしたマドレンカでしたが、こんどはペットのいぬが飼いたくてしかたない。ラストが最高に楽しい。(Chicoco)
◎想像の豊かさと楽しさを感じました。(ちゃぴ)
『マドレンカのいぬ』の情報をオンライン書店でみる "Madlenka's Dog"の情報をオンライン書店でみる |
赤いカヌーを見つけたら、さあ、川へ! 計画を練って、準備を整え、3日間の川くだりに出発だ。普段味わえない冒険は、大変なこともあるけど、楽しく解決して前へ進んでいくんだ。
ロープの結び方など、野外体験に必要な知識もおりまぜ、遊び心いっぱい!
◎川をくだっていくときに自分も同じようなドキドキした気持ちになれました。
(shoko)
◎自分でもこんな旅がしてみたいけど、お母さんの側は大変だから、子どもの立場で
参加したいな!(りり)
◎「物より思い出」ってまさにその通りだなと思う。たくましいお母さんたちが最高。
(ワラビ)
『赤いカヌーにのって』の情報をオンライン書店でみる "Three Days on a River in a Red Canoe"の情報をオンライン書店でみる |
6位
『メアリー・スミス』『しょうぼうていハーヴィ ニューヨークをまもる』(2作同点)、8位『いのり――聖なる場所』、9位『ペドロの作文』、10位『エレーナのセレナーデ』
読み物部門 絵本部門 未訳部門 オールタイム部門 『魔女のこねこゴブリーノ』 "Becoming Naomi Leon" 賞速報 イベント速報 お菓子の旅 読者の広場 もくじ |
★☆★☆【2004年 第7回やまねこ賞 未訳部門】☆★☆★
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"The First Part Last"の情報をオンライン書店でみる |
ある日、鳥に襲われている魔女のダイモンを助けたライラとパンタライモンは、そのダイモンに導かれて……。「ライラの冒険」シリーズ終了後の物語。
◎読書会でじっくり読め、「ライラ」シリーズをしみじみ思い返して再び余韻に浸れました。(えみりい)
◎やまねこの読書会のおかげで、作品を深く楽しむことができて幸せでした。(SUGO)
"Lyra's Oxford"の情報をオンライン書店でみる |
「ディスクワールド」シリーズ児童向け作品2冊。主人公ティファニーは、弟を助けるために魔法をならう。"A Hat Full of Sky" は2年後のティファニーを描いている。
◎主人公ティファニーの強さがとても印象的だった。(ち〜ず)
◎"The Wee Free Men" の前作とともに、プラチェット世界の魅力があふれる作品。
某大国の hubris に対する辛口突っ込みがまたたまりません!(小湖)
"The Wee Free Men"の情報をオンライン書店でみる "A Hat Full of Sky"の情報をオンライン書店でみる |
1974年、世界貿易センターのツインビルの間を綱渡りした、フランス人の実話を描いた絵本。2004年コールデコット賞受賞作。
(本誌2004年2月号書評編「特集」のレビューをご参照ください)
◎絵に迫力もあって、お話も面白い。ロープの上では自由、という表現がよかった。(shoko)
◎1974年8月の綱わたり――地上1340フィートの高さに吹く風が感じられ、そこから見える景色が味わえる。今はないビルもその人も、絵本の中に刻みこまれています。(ワラビ)
"The Man Who Walked Between the Towers"の情報をオンライン書店でみる |
1935年、12歳の少年ムースの一家は監獄の島アルカトラスに引っ越してきた。環境が変わったうえに、自閉症の姉の世話をすることになったムースは、さまざまな問題に立ちむかっていく。
◎アルカトラスに子どもが住んでいたなんて思ったこともなかったが、よく調査され
ている。主人公の葛藤をみごとに描いている。(レイラ)
◎主人公ムースの葛藤など、感情移入して読めました。(shoko)
"Al Capone Does My Shirts"の情報をオンライン書店でみる |
養子であることを知り、自分のルーツを探し始めるサフィと、それを支える3人のきょうだいたちの、心あたたまる物語。2002年度ウィットブレッド賞受賞作。
(本誌2003年1月号外「注目の本」のレビューをご参照ください)
◎サフィーの心の揺れ動き、芯の強いところが印象的。両親がしっかりしていないと
自然ときょうだいで助け合うものなのだなあ。4人きょうだいの個性がそれぞれとて
もいい。(ち〜ず)
◎きょうだい愛を感じる作品だった。自分も4人きょうだいだけど、ここまで仲良く
なかったな〜。(SUGO)
"Saffy's Angel"の情報をオンライン書店でみる |
7位(2作同点) "The Fall of Fergal" by Philip Ardagh、"Don't Let the Pigeon Drive
the Bus!" by Mo Willems
読み物部門 絵本部門 未訳部門 オールタイム部門 『魔女のこねこゴブリーノ』 "Becoming Naomi Leon" 賞速報 イベント速報 お菓子の旅 読者の広場 もくじ |
★☆★☆【番外編 第7回やまねこ賞 オールタイム部門】☆★☆★ |
読み物部門 絵本部門 未訳部門 オールタイム部門 『魔女のこねこゴブリーノ』 "Becoming Naomi Leon" 賞速報 イベント速報 お菓子の旅 読者の広場 もくじ |
●注目の本(邦訳読み物)●
―― 「魔女ねこ」になんかなりたくない! ――
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『魔女のこねこゴブリーノ』の情報をオンライン書店でみる "Gobbolino the Witch's Cat"の情報をオンライン書店でみる |
読み物部門 絵本部門 未訳部門 オールタイム部門 『魔女のこねこゴブリーノ』 "Becoming Naomi Leon" 賞速報 イベント速報 お菓子の旅 読者の広場 もくじ |
●注目の本(未訳読み物)●
―― メキシコの伝統ある祭と彫刻が生んだ物語 ――
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読み物部門 絵本部門 未訳部門 オールタイム部門 『魔女のこねこゴブリーノ』 "Becoming Naomi Leon" 賞速報 イベント速報 お菓子の旅 読者の広場 もくじ |
●賞速報●★2004年カナダ総督文学賞(英語作品)発表★2004年全米図書賞(児童書部門)発表 ★2004年スマーティーズ賞発表 海外児童文学賞の書誌情報を随時掲載しています。「速報(海外児童文学賞)」をご覧ください。 |
読み物部門 絵本部門 未訳部門 オールタイム部門 『魔女のこねこゴブリーノ』 "Becoming Naomi Leon" 賞速報 イベント速報 お菓子の旅 読者の広場 もくじ |
●イベント速報● |
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★展示会情報 |
安曇野絵本館 「アンドレ・ダーハン ベスト・コレクション」他 |
★セミナー・講演会情報 |
今江祥智さん講演会@和歌山 「子供の本 持札公開」他 |
★イベント情報 |
子どもの本のみせ ナルニア国 「新春『11ぴきのねこ』かるた大会」他 |
詳細やその他の展示会・セミナー・講演会情報は、「速報(イベント情報)」をご覧ください。なお、空席状況については各自ご確認願います。
(井原美穂/笹山裕子/清水陽子) |
読み物部門 絵本部門 未訳部門 オールタイム部門 『魔女のこねこゴブリーノ』 "Becoming Naomi Leon" 賞速報 イベント速報 お菓子の旅 読者の広場 もくじ |
●お菓子の旅●第30回 英国生まれのクリスマスケーキ |
Meanwhile… at Woodcock Pocket "Fruitcake is one of Toot's favorite things" said Puddle. "How many do you think we need?" Tulip asked. Holly Hobbie
"Toot&Puddle:I'll be home for Christmas"(2001) *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
もうすぐクリスマスがやってきますね。今回は、クリスマスにぴったりの本からの引用です。仲良しコブタの「トゥートとパドル」シリーズ、"Toot&Puddle:I'll
be home for
Christmas"(『トゥートとパドル クリスマスはきみといっしょに』/ホリー・ホビー作/二宮由紀子訳/BL出版)です。ボストン近郊のウッドコックポケットの家からスコットランドへ出かけていたトゥートは、クリスマスに間にあうようにと帰り道を急ぎます。一方、パドルはトゥートの大好きなフルーツケーキを焼く準備をして家で帰りを待ちます。そのようすが交互に描かれたお話は、外の寒さと家のなかの暖かさのコントラストが印象的。読後は、ほんわかとした気持ちになります。 *-* フルーツケーキの作り方 *-*
材料:(16×7×6cmのパウンド型1本分)
★参考文献・ウエブサイト (早川有加/竹内みどり) |
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●読者の広場●海外児童文学や翻訳にまつわるお話をどうぞ! |
このコーナーでは、海外児童書にまつわるお話、ご質問、ご意見等を募集しています。mgzn@yamaneko.org までお気軽にお寄せください。
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新刊情報・イベント情報などを掲載いたします。
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発 行: | やまねこ翻訳クラブ |
発行人: | さわざききょうこ(やまねこ翻訳クラブ 会長) |
編集人: | 赤塚きょう子/竹内みどり(やまねこ翻訳クラブ スタッフ) |
企 画: |
井原美穂 大塚典子 大原慈省 蒲池由佳 笹山裕子 清水陽子 早川有加 村上利佳 リー玲子 |
協 力: |
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