★ Yamaneko Honyaku Club 10th Anniversary ★ Yamaneko Honyaku Club 10th Anniversary ★
やまねこ10周年記念「世界の児童文学賞ラリー」レビュー集 アストリッド・
リンドグレーン賞(スウェーデン) レビュー集 |
★ Yamaneko Honyaku Club 10th Anniversary ★ Yamaneko Honyaku Club 10th Anniversary ★
アストリッド・リンドグレーン賞の概要 リンドグレーンが長年勤めた児童書出版社 Rabén & Sjögren が、リンドグレーン60歳の誕生日を記念して1967年に設けた賞。毎年、リンドグレーンの誕生日 (11月14日)に、子どもの本に貢献した作家(フィンランドのスウェーデン語作家を含む)へおくられる。 なお、名前の似た賞に、Literaturpriset till Astrid Lindgrens minne (The Astrid Lindgren Memorial Award/アストリッド・リンドグレーン記念文学賞)と、De Nios Astrid Lindgren-pris(九人協会のアストリッド・リンドグレーン賞)がある。 「アストリッド・リンドグレーン記念文学賞」は、スウェーデン政府主催の賞で、2002年に創設、第1回の授与は2003年 だった。2005年には荒井良二氏が受賞している。もう一方の「九人協会のアストリッド・リンドグレーン賞」 は、リンドグレーン90歳の1997年に創設された賞で、Samfundet De Nio(九人協会) という文学アカデミーを通して授与される。
(参考:国立国会図書館国際子ども図書館展示会 『北欧からのおくりもの 子どもの本のあゆみ』 |
このレビュー集について
10周年記念「世界の児童文学賞ラリー」においてやまねこ会員が個々に書いたレビューを、各児童文学賞ごとにまとめました。メ ールマガジン「月刊児童文学翻訳」や「やまねこのおすすめ」などに掲載してきた〈やまねこ公式レビュー〉とは異なる、バラエティーあふれるレビューをお楽しみください。
なお、レビューは注記のある場合を除き、邦訳の出ている作品については邦訳を参照して、邦訳の出ていない作品については原作を参照して書かれています。
Rose Lagercrantz ローセ・ラーゲルクランツ(リンク) / Barbro Lindgren バルブロ・リンドグレン(リンク) / Eva Eriksson エヴァ・エリクソン(リンク) / Ulf Stark (ウルフ・スタルク)
Rose Lagercrantz ローセ・ラーゲルクランツ |
このレビューについては、エルサ・ベスコフ賞レビュー集を参照のこと |
Barbro Lindgren (バルブロ・リンドグレン) |
このレビューについては、エルサ・ベスコフ賞レビュー集を参照のこと |
Eva Eriksson(エヴァ・エリクソン) |
このレビューについては、エルサ・ベスコフ賞レビュー集を参照のこと |
このレビューについては、ドイツ児童文学賞レビュー集を参照のこと |
▲TOPへ ★ Yamaneko Honyaku Club 10th Anniversary ★ このレビュー集について
Ulf Stark (ウルフ・スタルク) | その他の受賞 |
ラッセととうさんは、言葉がなくてもわかりあえた。とうさんは、いつだってシロクマのような大きな腕でラッセを優しく包み込んでくれる。しかし、かあさんが他の男の子どもを宿しているとわかり、両親は離婚。大好きなとうさんとは別々に暮らすことになってしまった。かあさんの恋人は金持ちの歯医者で、ラッセを優等生にしようと躍起になる。おまけにその娘は何かにつけ、ラッセをいじめる。それでも、どうにか新しい環境になじんでいくラッセ。人が変わってしまった彼にかつての友は背を向け、ラッセ自身も自分の変化に疑問を抱き思い悩むようになる。成長の過程で誰もが経験する「自分探し」の物語。 (加賀田睦美) 2009年3月公開 |
▲TOPへ ★ Yamaneko Honyaku Club 10th Anniversary ★ このレビュー集について
エルサ・ベスコフ賞リスト(やまねこ資料室) エルサ・ベスコフ賞の概要
copyright © 2009 yamaneko honyaku club