最終更新日 | 2016/10/15 | 作品を大幅に追加 |
★注意★
・「月刊児童文学翻訳」2013年9月号の特集にあわせて、作成しました。便宜上、一般的に使用されている「障害」という表記を使用しています。
・翻訳作品だけを載せていますが、一部、本サイト内にレビューがある作品、シリーズの続きの作品については、未訳作品のタイトルもあげています。
・登場人物が障害を持っているという設定ではあるものの、作品のメインテーマとして深く扱われていない作品も含まれています。
● ハンディのある人を描いた作品
page.A ADHD(注意欠陥・多動性障害) / 自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群ほか)
page.B 学習障害(LD) / 知的障害・ダウン症
page.C 聴覚障害 / 視覚障害 / 発話障害
page.D 身体障害(筋ジストロフィー、小児まひ、事故などによる身体のまひ
・不自由 脳性まひ)
page.E 事故などの傷・病気による外見上のハンディ / てんかん
/ その他
● ハンディのあるなしに関わらず楽しめる本
書籍名 | 書誌情報 (文/絵/訳者/出版社/出版年) |
Original Title (1st ed)/Country | 登場人物の紹介 | やまねこメモ |
ヘレン・ケラーのかぎりない夢 見る・聞く・話す・読む・書く・学ぶ夢に挑戦した生涯 追加 | ドリーン・ラパポート文 マット・タヴァレス絵 もりうちすみこ訳 国土社 2014.08 | Helen's Big World (2012) | 生後19か月時の高熱で視力・視力を失い、話すこともできなくなったヘレン・ケラーの生涯を、彼女の言葉でつづった絵本。<・ふぉんt> | |
手で笑おう 手話通訳士になりたい | アン・マリー・リンストローム著 批谷玲子訳 汐文社 2012.08 | Tystnadens barn | ・訳者メッセージ(月刊児童文学翻訳2013年9月号) | |
ローラのすてきな耳 | エルフィ・ネイセ作 エリーネ・ファンリンデハウゼ絵 久保谷洋訳 朝日学生新聞社 2011.12 | Lore | ||
トーベのあたらしい耳 | トーベ・クルベリ 文 エッマ・アードボーゲ絵 ひだにれいこ訳 少年写真新聞社 2010.04 | Tove Va-va (2007) スウェーデン | ||
かんぺきな人なんていない | マーリー・マトリン作 日当陽子訳 フレーベル館 2009 | Nobody's Perfect | ||
耳の聞こえない子がわたります | マーリー・マトリン作 日当陽子訳 フレーベル館 2007 | Deaf Child Crossing (2002) | ||
わたしたち手で話します | フランツ・ヨーゼフ・ファイニク作 ささきたづこ訳 フェレーナ・バルハウス絵 あかね書房 2006 | Wir sprechen mit den Handen (2005) | ||
耳がきこえないエイミーのねがい 追加 | ルー・アン・ウォーカー作 マイケル・エイブラムソン写真 偕成社 1995 | |||
愛犬ボタンはぼくの耳 聴導犬ものがたり 追加 | リンダ・イェトマン作 河本祥子絵 久米 穣訳 偕成社 1991 | 聴導犬 | ||
わたし、耳がきこえないの 追加 | トーマス・ベリイマン写真・文 石井登志子訳 1987 偕成社 | 耳の不自由な6歳のカロリーナの、小学校に入る前の1年間を写したドキュメンタリー作品 | ||
プーンの冒険 追加 | エリザベス・ベルスフォルド作 山本 けい子訳 ぬぷん児童図書出版 1986 | |||
ぼくのだいじなあおいふね | ディック・ブルーナ作 中川健蔵訳 偕成社 1986 | Blue Boat (1984) | 難聴のベン(4歳)は、補聴器をつけて生活している。 | |
ひみつの子ねこ 追加 | ジュディス・ワーシー作 大社 玲子絵 神鳥 統夫 訳 佑学社 1985 | |||
わたしの妹は耳がきこえません(絵本) | ジーン・W・ピーターソン作 デボラ・レイ絵 土井美代子訳 偕成社 1982 | I Have a Sister: My Sister Is Deaf | ||
ひとすじの光 追加 | ヴォイチェホフスカ作 東 逸子絵 清水 真砂子訳 偕成社 1982 | |||
ぼく耳がきこえないんだ 追加 | フレディ・ブルーム作 マイケル・チャールトン絵 邑田晶子訳 偕成社 1979 | |||
どこかちがうマリア 追加 | リセロッテ=セルピーターセン 作 木村由利子訳 偕成社 1979 |
書籍名 | 書誌情報 (文/絵/訳者/出版社/出版年) |
Original Title (1st ed)/Country | 登場人物の紹介 | やまねこメモ |
わたしのすてきなたびする目(絵本) | ジェニー・スー・コステキ=ショー作 美馬しょうこ訳 不二門尚 監修 偕成社 2013.06 | 主人公が斜視。その治療体験。 |
・2009年IBBY障害児図書資料センター推薦図書 ・第61回(2014年)産経児童出版文化賞翻訳作品賞受賞作品 ・訳者メッセージ(月刊児童文学翻訳2013年9月号) ・レビュー(月刊児童文学翻訳2014年9月号) |
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暗やみの中のきらめき 点字をつくったルイ・ブライユ | マイヤリーサ・ディークマン作 古市真由美訳 森川百合香絵 汐文社 2013.04 | Väläys pimeässä (2011) フィンランド | 200年前に点字を発明したルイ・ブライユの話と、現代に生きるフィランドの少年レオの話が交互に語られる。 |
・2011年度アーヴィド・リーデッケン賞 ・2011年IBBY障害児図書資料センター推薦図書 ・訳者メッセージ(月刊児童文学翻訳2013年9月号) |
ハンナの学校 | グロリア・ウィーラン作 中家多惠子訳 スギヤマカナヨ絵 文研出版 2012.10 | Hannah (1991) アメリカ | 1887年アメリカ北部が舞台。主人公のハンナは目が見えないため、学校には行かず家で過ごしていたが……。 | |
どうしてダブってみえちゃうの? 視力はわるくないのに、うまく見えない女の子のものがたり | ジョージ・エラ・リヨン文 リン・アヴィル絵 品川裕香訳 岩崎書店 2011 | The Pirate of Kindergarten (2010) | 幼稚園に通うジニーは、何でもふたつずつ見える。視力検査でダブル・ヴィジョン(複視)だと判明し、眼科医に治療を受けて、ダブって見えないようになる。 | ・2011年シュナイダー・ファミリーブック賞 子ども部門受賞作品 |
見えなくてもだいじょうぶ? | フランツ・ヨーゼフ・ファイニク作 フェレーナ・バルハウス絵 ささきたづこ訳 あかね書房 2005 | Wir verstehen uns blind? (2005) | ・2009年IBBY障害児図書資料センター推薦図書 | |
ハニーが盲導犬になるまで 追加 | Caroline Arnold キャロライン・アーノルド文 Richard Hewett リチャード・ヘウェット写真 常陸宮妃華子訳 国土社 2000.12 | "A Guide Dog Puppy Grows Up" (1991) | ゴールデン・リトリバーの子犬が、目の不自由な人のパートナーになるために訓練を受ける。 | |
ねこのパーキンスのおみやげ 追加 |
リンダ・イェトマン作 くめみのる訳 偕成社 1996 |
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夏の終りに 追加 | ジル・ペイトン・ウォルシュ作 百々佑利子訳 岩波書店 1991 | "Golden Grove" | 海辺の祖母の家で、夏の終わりを過ごしていた主人公の少女が、盲目の大学教授と出会う | |
ひみつの通信きこえますか? 追加 | ビルギッタ=ベリイマン作 アンジェリコ=セラーノ絵 木村 由利子訳 偕成社 1984 | |||
緑の指の見えた日 追加 | メイベル・アラン作 阿部 公洋、沢登 君恵訳 ぬぷん児童図書出版 1982 | |||
指で見る 追加 | トーマス・ベリイマン写真・文 ビヤネール多美子訳 1977 偕成社 | 写真家ベリイマンが、視覚障害児と寝食をともにした半年間の記録 | ・日本図書館協会選定図書 | |
書籍名 | 書誌情報 (文/絵/訳者/出版社/出版年) |
Original Title (1st ed)/Country | 登場人物の紹介 | やまねこメモ |
ペーパーボーイ NEW | Vince Vawter ヴィンス・ヴォーター著 原田勝訳 岩波書店(STAMP BOOKS) 2016.07 | "Paper Boy" (2013) アメリカ | 主人公が吃音 | ・2014年ニューベリー賞オナーブック |
ジャガーとのやくそく NEW | Alan Rabinowitz アラン・ラヴィノヴィッツ文 Catia Chien カティア・チエン絵 美馬しょうこ訳 あかね書房 2015.02 | "A Boy and a Jaguar" (2014) アメリカ | 動物学者、自然保護活動家である作者ラヴィノヴィッツの自伝絵本。吃音があるせいで心を傷つけられる自分と、ことばを話せないために傷つけられない動物を重ねて、ラヴィノヴィッツ少年は、いつか動物の声を伝える人になると動物たちに誓う。なお、作者は大学で話し方を学ぶプログラムに参加し、練習の末どもらずに話せるようになった。 |
・2015年シュナイダー・ファミリーブック賞 ・2015年エズラ・ジャック・キーツ賞新人作家賞オナーブック |
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担当: ワラビ shoko
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