メニュー>資料室>文学賞受賞作品リスト> ニルス・ホルゲション(ニルス・ホルゲッソン)賞 オンライン書店
最終更新日 | 2020/11/11 2020年受賞者を追加(8月25日発表) |
やまねこ翻訳クラブでは、ではこれまで、Nils Holgersson-plaketten を「ニルス・ホルゲッソン賞」と表記してきましたが、 原語の発音、および日本で確立してきた表記法に鑑み、今後は「ニルス・ホルゲション賞」で統一することにいたしました。 (この賞はこれまでに、ニルス・ホルゲッソン賞の他にも、ニルス・ホルゲルソン賞、ニルス賞など、複数の表記が用いられてきました。)
ニルス・ホルゲション(ニルス・ホルゲッソン)賞について ニルス・ホルゲション(ニルス・ホルゲッソン)賞(Nils Holgersson-plaketten)は、スウェーデン児童文学の古典『ニルスのふしぎな旅』(セルマ・ラーゲルレーフ作/偕成社、講談社他)の主人公の名をとって、1950年にスウェーデン図書館協会(SAB)によって創設されました。前年までにスウェーデンで刊行された児童書の作家に対して贈られます。ひとりの作家の複数の作品全体が対象となる場合もあります。なお、同協会はカール・フォン・リンネ賞(Carl von Linne-plaketten)とエルサ・ベスコフ賞(Elsa Beskow-plaketten)も授与しています。 |
受賞年 | 受賞者 | 対象作品 | 備 考 |
---|---|---|---|
2020 NEW! |
Johan Ehn | "Hästpojkarna" |
・作者紹介ページ ・作品紹介ページ |
2019 | Helena Hedlund | "Det fina med Kerstin" |
・出版社サイト内紹介ページ |
2018 | Lisa Lundmark | Haj-Jenny |
・出版社サイト内紹介ページ
|
2017 | Elisabeth Östnäs 〔Elisabeth Ostnas〕 |
3部作 "Sagan om
Turid" (バイキング王の娘 Turid の物語) 1: "Kungadottern" 2: "Krigstid" 3: "Korpgudinnan" |
・出版社サイト内シリーズ紹介ページ http://berghsforlag.se/index.php?p=pres&isbn=9789150221916 http://berghsforlag.se/index.php?p=pres&isbn=9789150221701 http://berghsforlag.se/index.php?p=pres&isbn=9789150221893 |
2016 | Frida Nilsson | Ishavspirater |
・出版社サイト内紹介ページ
・2015年アウグストス賞ノミネート作品 |
2015 | Camilla Lagerqvist |
Uppdraget | ・出版社サイト内紹介ページ |
2014 | Anna Höglund 〔Anna Hoglund〕 アンナ・ヘグルンド |
Om detta talar man endast med kaniner | ・2013年アウグスト賞児童書・YA部門ノミネート作品 ・出版社内紹介ページ 主な邦訳『ぼくはジャガーだ』『ふたり 2ひきのくまのものがたり』ほか |
2013 |
Lisa Bjärbo 〔Lisa Bjarbo〕 |
Allt jag säger är sant (2012) | ・作者公式ブログ ・出版社サイト内作者紹介ページ |
2012 | Anna Ehring | Kickflippar och farligheten(2011) Den stora kärleksfebern(2011) |
・出版社サイト内紹介ページ |
2011 | Mårten Melin | Som trolleri (2010) | ・公式ウェブサイト ・出版社サイト内紹介ページ |
2010 | Cilla Naumann | Kulor i hjartat 〔Kulor i hjärtat〕(2009)
(Alfabeta Bokforlag 〔Alfabeta Bokförlag〕) |
・2009年アウグスト賞(児童書及びYA部門)候補作品 ・出版社サイト内紹介ページ |
2009 | Maud Mangold | Parlor till pappa 〔Pärlor till pappa〕 | |
2008 | Mikael Engstrom 〔Mikael Engström〕 | Isdraken | ・2007年アウグスト賞(児童書及びYA部門)候補作品 ・2010年ドイツ児童文学賞児童書部門ノミネート作品 |
2007 | Cannie Moller 〔Cannie Möller〕 メッレル・カンニ |
これまでの業績に対し | 邦訳作品『サンドラ、またはエスのバラード』(菱木晃子訳/新宿書房/2012.12/2000年アウグスト賞YA作品部門ノミネート) |
2006 | Kajsa Isakson | Min Ella | |
2005 | Petter Lidbeck | En dag i prinsessan Victorias liv | |
2004 | Douglas Foley | shoo bre | |
2003 | Asa Lind | Sandvargen | |
2002 | Wilhelm Agrell | Dodsbudet | |
2001 | Janne Lundstrom | Morbror Kwesis valnad | |
2000 | Stefan Casta | Spelar Dod | |
1999 | Annika Thor アニカ・トール |
Havets djup 『海の深み』(ステフィとネッリの物語3、ひしきあきらこ訳、 新宿書房、2009.04) |
・2000年ヤヌシュ・コルチャック賞(「ステフィとネッリの物語」シリーズ全作に対して) |
1998 | Moni Nilsson-Brannstrom | Bara Tsatsiki | |
1997 | Per Nilsson | Anarkai | |
1996 | Helena Dahlback | Jag Julia och Min lasebok | |
1995 | Inger Edelfeldt | Gravitation (短篇集) | 特に "Gravitation" に対し |
1994 | Thomas Tidholm トーマス・ティードホルム |
Forr i tiden i skogen 『むかし、森のなかで』 (アンナ=クララ・ティードホルム絵、ひしきあきらこ訳、ほるぷ出版、1995)→レビュー(やまねこ10周年記念ラリー) |
主な邦訳: 『トゥーレとびゅんびゅんかぜ』 (アンナ=クララ・ティードホルム絵、ひしきあきらこ訳、ほるぷ出版 、1996)他多数 |
1993 | Sonja Hulth | Barnens svenska historia | |
1992 | Viveca Sundvall ※現在の名は Viveca Larn (ヴィヴェッカ・レルン) |
Eddie och Maxon Jaxon | 主な邦訳: 『すいがらとバラと』 (イェシカ・バルムグレン絵、菱木晃子訳、偕成社、1997)他 ※作者名はヴィヴェッカ・レルン |
1991 | Henning Mankell ヘニング・マンケル |
Hunden som sprang mot en stjarna 『少年のはるかな海』(菱木晃子訳、偕成社、1996)→レビュー(やまねこ10周年記念ラリー) 英語版タイトル: "A Bridge to the Stars"としても紹介されている |
|
1990 | Annika Holm アンニカ・ホルム |
Amanda! Amanda! | 主な邦訳: 『誕生日の青い自転車』 (奥田継夫・木村由利子共訳、大日本図書) |
1989 | Mats Wahl マッツ・ヴォール |
Maj Darlin 『マイがいた夏』 (菱木晃子訳、徳間書店、2004) |
主な邦訳: 『冬の入江』 (菱木晃子訳、徳間書店、1999) |
1988 | Ulf Stark ウルフ・スタルク |
Jaguaren 『ぼくはジャガーだ』 (いしいとしこ訳、佑学社、1990) |
・2000年国際アンデルセン賞作家賞ファイナリスト作家 ・アンナ・ヘグルンド絵 ・エルサ・ベスコフ賞受賞作 主な邦訳: 『黒いバイオリン』 (アンナ・ヘグルンド絵、菱木晃子訳、あすなろ書房、2001) 他多数 |
1987 | Monica Zak | Pumans dotter | |
1986 | Peter Pohl ペーテル・ポール |
Janne, min van 『ヤンネ、ぼくの友だち』 (ただのただお訳、徳間書店、1997) |
・1998年やまねこ賞 ・レビュー |
1985 | Mats Larsson | Trollkarlen fran Galdar | |
1984 | Ulf Nilsson ウルフ・ニルソン |
Lilla syster Kanin eller berattelsen om DenFeta | 「みみりん」シリーズ(エバ・エリクソン絵、きむらゆりこ訳、BL出版)中の1作 |
1983 | Hans Erik Engqvist | 全業績に対し | |
1982 | Kerstin Johansson i Backe | Moa och Pelle, en karlekshistoria | |
1981 | Helmer Linderholm | Amisko シリーズに対し | |
1980 | Rose Lagercrantz ローセ・ラーゲルクランツ |
全業績に対し | 主な邦訳: 『メッテくん、くもり☆あらし☆のち晴れ!』 (サムエル・ラーゲルクランツ共作、エヴァ・エリクソン絵 、オスターグレン晴子訳、偕成社) 『ながいながい旅』(イロン・ヴィークランド絵 石井登志子訳 岩波書店 2008)→レビュー(やまねこ10周年記念ラリー) |
1979 | Bengt Martin | Bengt och karleken | |
1978 | Siv Widerberg | 全業績に対し | |
1977 | Barbro Lindgren バルブロ・リンドグレン |
Lilla Sparvel | ・2004年国際アンデルセン賞作家賞ファイナリスト作家 主な邦訳: 『ベニーいえでする』(オーロフ・ランドストローム絵、長下日々訳、徳間書店) 『ママときかんぼぼうや』(小野寺百合子訳 佑学社 1981)→レビュー(やまねこ10周年記念ラリー) 他多数 |
1976 | Maud Reutersward | 児童書、YA向け作品全業績に対し | |
1975 | Gunnel Beckman | 全業績に対し | |
1974 | Sven Wernstrom | Tralarna | |
1973 | Inger Sandberg インゲイ・サンドベルイ |
幼年向けの全作品に対し | 主な邦訳: 「わんぱくちびくん」シリーズ (ラッセ=サンドベルイ絵、木村由利子訳、講談社)他多数 |
1972 | Irmelin Sandman Lilius イルメリン・サンドマン=リリウス |
「太陽の夫人」三部作に対し 『金の冠通り』(1) 『 錬金術師の館』(2) (山口卓文訳、福武書店、1990) |
|
1971 | Hans-Eric Hellberg | 低学年向け作品全業績に対し | |
1970 | Stig Ericson | 児童書、YA向け作品全業績に対し | |
1969 | Bo Carpelan | Bagen | |
1968 | Max Lundgren マックス・ルンドグレン |
Pojken med guldbyxorna. Ashojdens bollklubb | 主な邦訳: 『ふしぎなにじと岩』 (木村由利子訳、文研出版) |
1967 | Inger Hogelin-Brattstrom | 後期の全作品に対し | |
1966 | 受賞者なし | ||
1965 | Gunnel Linde グンネル・リンデ |
Den vita stenen 『ひみつの白い石』 (奥田継夫・木村由利子共訳、冨山房、1982) |
|
1964 | Karin Anckarsvard | Doktorns pojk | |
1963 | Maria Gripe マリア・グリーペ |
Hugo och Josefin 『ヒューゴとジョセフィーン』(「北国の虹ものがたり」シリーズ2) (大久保貞子訳、冨山房、1981) |
・1974年国際アンデルセン賞作家賞受賞作家 |
1962 | Britt G. Hallqvist | Festen i Hularbo | |
1961 | Ake Holmberg オーケ・ホルムベリイ |
Ture Sventon, privatdetektiv 『ストックホルムのひまなし探偵』? (眉村卓訳、講談社、1973) |
「私立探偵スベントン」1 |
1960 | Kai Soderhjelm | Mikko i kungens tjans | |
1959 | Anna Lisa Warnlof (Claque) | Pellas bok | |
Jeanna Oterdahl | 特別賞(全業績に対し) | ||
1958 | Hans Peterson ハンス・ペテルソン |
Magnus, Mattias och Mari 『マグナスと馬のマリー』? (鈴木徹郎訳、ポプラ社、1968) |
|
1957 | Edith Unnerstad エディス・ウンネルシュタード (エディト・ウンネルスタード) |
Farmorsresan | 主な邦訳: 『ちいさいオーちゃん』 (マイ・ファーゲルベリィ絵、溝口真実訳、徳間書店)他 |
1956 | Olle Mattson | Briggen Tre Liljo | |
1955 | Harry Kullman ハリー・クルマン |
Hemlig resa 『デビッドの秘密の旅』 (神宮輝男訳、偕成社、1977) |
|
1954 | 受賞者なし | ||
1953 | Tove Jansson トーベ・ヤンソン |
Hur gick det sen 『それからどうなるの?』 (渡部翠訳、講談社、1991) |
「ムーミン」シリーズ (山室静、下村隆一訳、講談社)他多数 ・ヤンソンのレビュー(やまねこ10周年記念ラリー) |
1952 | Sten Bergman ステン・ベルグマン |
Vildar och paradisfaglar 『極楽鳥の島』 (鈴木徹郎訳、少年少女学研文庫 学習研究社、1970) |
主な邦訳: 『千島紀行』 (加納一郎訳、朝日新聞社)他 |
Elsa Beskow エルサ・ベスコフ |
特別賞(全業績に対し) | ・ベスコフのレビュー(やまねこ10周年記念ラリー) | |
1951 | Lennart Hellsing レンナート・ヘルシング |
Summa summarum (2010年4月タイトルを一部訂正) |
・2010年国際アンデルセン賞作家賞ファイナリスト作家 主な邦訳: 『トンチンカンばあさん』 (再話、イブ・スパング・オルセン絵、おくだつぐお訳、ほるぷ出版) 『ちゃっかりクラケールのおたんじょうび』『にぎやかな音楽バス』(いずれも、いしいとしこ訳、プチグラパブリッシング) |
1950 | Astrid Lindgren アストリッド・リンドグレーン |
Nils Karlsson-Pyssling 『親指こぞうニルス・カールソン』 (大塚勇三訳、岩波書店、1974) |
・1958年国際アンデルセン賞受賞作家 主な邦訳: 「ピッピ」シリーズ、 『はるかな国のきょうだい』 (大塚勇三訳、岩波書店)他多数 ・『親指こうぞうニルス・カールソン』のレビュー(やまねこ10周年記念ラリー) |
★お願い★ リストの情報について、追加・訂正する点がありましたら、お知らせください。
資料室宛てのメールアドレス、及び情報提供用の掲示板のアドレスは、
資料室トップページに記載しています。
担当: くるり(WYN-1005) ぐりぐら(WYN-1039) ワラビ(wyn-1001)
メニュー>資料室>文学賞受賞作品リスト> ニルス・ホルゲション(ニルス・ホルゲッソン)賞 オンライン書店
copyright © 2002-2020 yamaneko honyaku club