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国際アンデルセン賞受賞者リスト 一覧
(Hans Christian Andersen Award)
| 最終更新日 | 2025/04/02 2024年作家賞・画家賞受賞者を追加 | 
      国際アンデルセン賞について国際アンデルセン賞は、「小さなノーベル文学賞」とも言われる、国際児童文学賞としてもっとも栄誉ある賞のひとつです。1956年に創設され、以降、2年に1度西暦偶数年に受賞者が発表されています(画家賞は1966年から)。選考は、国際児童図書評議会(IBBY)が行っています。なお、1960年度までは、作家の全業績ではなく、作品が受賞の対象でした。  参考 : 
IBBYホームページ 
JBBYホームページ(国際アンデルセン賞)
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| 受賞者のみ一覧 | 受賞者・最終候補作者・候補者をあわせたページ | |
| 作家賞 | こちら(本ページ) | 1994〜2010年 2012 〜2022年 | 
| 画家賞 | こちら(本ページ) | 1994〜2010年 2012 〜2022年 | 
国際アンデルセン賞 作家賞 1956-2024
(Hans Christian Andersen Award for Writing)
| 受賞年 | 受賞者(英語表記) | 国名 | 主な邦訳作品&やまねこメモ | 
|---|---|---|---|
| 2024 | Heinz Janisch ハインツ・ヤーニッシュ  | 
      オーストリア | 
      『アンデルセンの夢の旅』マーヤ・カステリック絵/天沼春樹訳/西村書店 『ばたん!』ヘルガ・バンシュ絵/いとうみゆき訳/ひくまの出版 ・参考:「月刊児童文学翻訳」2024年6月号 ●賞情報●2024年国際アンデルセン賞発表  | 
      
| 2022 | Marie-Aude Murail マリー=オード・ミュライユ  | 
      フランス | 
      『サンタの最後のおくりもの』(エルヴィール・ミュライユ共著/クェンティン・ブレイク絵/横山和江訳/徳間書店/2006.10) 『青い髪のミステール』(セルジュ・ブロッシュ絵/末松氷海子訳/偕成社/1995.2) ・参考:「月刊児童文学翻訳」2022年7月号 ●賞情報●2022年国際アンデルセン賞発表  | 
      
| 2020 | 
	  Jacqueline Woodson  ジャクリーン・ウッドソン  | 
      
      アメリカ | 
      『レーナ』(さくまゆみこ訳/理論社/1998)など (リストを参照のこと) ・作者公式ウェブサイト ・参考:「月刊児童文学翻訳」2020年7月号 ●賞情報●2020年国際アンデルセン賞発表  | 
      
| 2018 | 
	  Eiko Kadono 角野栄子  | 
      
      日本 | 
      「魔女の宅急便」シリーズ(福音館書店/角川書店) 『トンネルの森 1945』(角川書店) ・作者公式ウェブサイト ・参考:「月刊児童文学翻訳」2018年4月号 ●賞情報●2018年国際アンデルセン賞発表  | 
      
| 2016 | 
	  Cao Wenxuan 曹 文軒 ツァオ・ウェンシュエン  | 
      
      中国 | 
      『青銅とひまわり』(中田美子訳/樹立社/2020.08))  『樹上の葉 樹上の花』(水野衛子訳/樹立社/2020.04)) 『風のぼうけん』(アレクサンダル・ゾロティッチ文/いわやきくこ訳/樹立社/2018.10) 『とおくまで』(ボーデ・ポールセン文/いわやきくこ訳/樹立社/2018.07) 『はね』(ホジェル・メロ絵/濱野京子訳/マイティブック/2015.08) ・レビュー(「月刊児童文学翻訳」2017年4月号) 『サンサン』(和歌山静子絵/中由美子訳/てらいんく/2002) 『よあけまで』(和歌山静子絵/中由美子訳/童心社/2002) 『ふるめかしい門構え』(中野淳子訳) ・参考:「月刊児童文学翻訳」2016年4月号 ●賞情報●2016年国際アンデルセン賞発表  | 
      
| 2014 | Nahoko Uehashi 上橋菜穂子  | 
      
      日本 | 
      「守り人」シリーズなど ・Cathy Hirano 訳で英訳出版された1巻 "Moribito: Guardian of the Spirit" は、2009年バチェルダー賞(ALA)に輝き、翌2010年には、2巻 "Moribito: Guardian of the Darkness" が同賞のオナーブックとなった。 ・NHKによる連続ドラマ化。シーズン1が2016年3月より放送。シーズン2が2017年3月より、最終章2017年11月より。 ・賞情報:2014年国際アンデルセン賞発表(「月刊児童文学翻訳」2014年4月号)  | 
    
| 2012 | 
      Maria Teresa Andruetto 〔María Teresa Andruetto〕 (読み方は、マリア・テレサ・アンドルエット)  | 
      
      アルゼンチン | 
      ・公式ウェブサイト ・賞情報:2012年国際アンデルセン賞(「月刊児童文学翻訳」2012年4月号) ・レビュー(「月刊児童文学翻訳」2012年6月号)  | 
    
| 2010 | 
      
      デイヴィッド・アーモンド David Almond  | 
      
      イギリス | 『肩胛骨は翼のなごり』『闇の底のシルキー』『火を喰う者たち』など (リストを参照のこと) 公式ウェブサイト ・賞情報:2010年国際アンデルセン賞(「月刊児童文学翻訳」2010年4月号) ・デイヴィッド・アーモンド特集号(月刊児童文学翻訳2013年3月号)  | 
    
| 2008 | 
      ユルク・シュービガー Jurg Schubiger 〔Jürg Schubiger 〕  | 
      
      スイス | 『世界がまだわかかったころ』 | 
| 2006 | 
     
      マーガレット・マーヒー Margaret Mahy  | 
     ニュージーランド | 『足音がやってくる』
       ・レビュー(やまねこ10周年記念ラリー)  | 
    
| 2004 | 
     
      マーティン・ワッデル (Martin Waddell)  | 
      アイルランド | 「ちいくまくん」シリーズ | 
| 2002 | 
     エイダン・チェンバーズ (Aidan Chambers)  | 
     イギリス | 『おれの墓で踊れ』 | 
| 2000 | アンナ・マリア・マチャード (アナ・マリア・マシャード) (Ana Maria Machado)  | 
      ブラジル | 『ジャガーにはなぜもようがあるの?』 | 
| 1998 | キャサリン・パターソン (Katherine Paterson)  | 
      アメリカ | 『テラビシアにかける橋』 ・2006年アストリッド・リンドグレーン記念文学賞受賞  | 
    
| 1996 | ウーリー・オルレブ (Uri Orlev)  | 
      イスラエル | 『壁のむこうの街』 | 
| 1994 | まどみちお (Michio Mado)  | 
      日本 | 『どうぶつたち』 | 
| 1992 | バージニア・ハミルトン (Virginia Hamilton)  | 
      アメリカ | 『マイゴーストアンクル』 | 
| 1990 | トールモー・ハウゲン (Tormod Haugen)  | 
      ノルウェー | 『夜の鳥』 ・レビュー(世界の児童文学賞ラリー)  | 
    
| 1988 | アニー・M・G・シュミット (Annie M. G. Schmidt)  | 
      オランダ | 『魔法をわすれたウィプララ』 | 
| 1986 | パトリシア・ライトソン (Patricia Wrightson)  | 
      オーストラリア | 『星に叫ぶ岩ナルガン』 | 
| 1984 | クリスティーネ・ネストリンガー (Christine Nostlinger) 〔Christine Nӧstlinger〕  | 
      オーストリア | 『きゅうりの王さまやっつけろ』 ・2003年アストリッド・リンドグレーン記念文学賞受賞  | 
    
| 1982 | リジア・ボジュンガ・ヌーネス (Lygia Bojunga Nunes)  | 
      ブラジル | (不明) ・2004年アストリッド・リンドグレーン記念文学賞受賞  | 
    
| 1980 | ボフミル・ジーハ (Bohumil Riha)  | 
      旧チェコスロバキア | 『ホンジークのたび』 | 
| 1978 | ポーラ・フォックス (Paula Fox)  | 
      アメリカ | 『十一歳の誕生日(片目のねこ)』 | 
| 1976 | セシル・ボトカー (Cecil Bodker)  | 
      デンマーク | 『シーラスと黒い馬』 | 
| 1974 | マリア・グリーペ (Maria Gripe)  | 
      スウェーデン | 『忘れ川をこえた子どもたち』 | 
| 1972 | スコット・オデール (Scott O'Dell)  | 
      アメリカ | 『ナバホの歌』 | 
| 1970 | ジャンニ・ロダーリ (Gianni Rodari)  | 
      イタリア | 『チポリーノの冒険』 ・レビュー(月刊児童文学翻訳2009年5月号) ・レビュー(世界の児童文学賞ラリー)  | 
    
| 1968 | ジェームズ・クリュス (James Kruss)  | 
      ドイツ | 『パウリーネと風の中の王子』 | 
| ホセ・マリア・サンチェス=シルバ (Jose Maria Sanchez-Silva)  | 
      スペイン | 『汚れなき悪戯』 | |
| 1966 | トーベ・ヤンソン (Tove Jansson)  | 
      フィンランド | 『たのしいムーミン一家』 ・レビュー(やまねこ10周年記念ラリー)  | 
    
| 1964 | ルネ・ギヨ (Rene Guillot)  | 
      フランス | 『こいぬの月世界探検』 | 
| 1962 | マインダート・ディヤング (Meindert DeJong)  | 
      アメリカ | 『運河と風車とスケートと』 | 
| 受賞作品(1960年までは作品が対象だった) | |||
| 1960 | エーリッヒ・ケストナー (Erich Kastner)  | 
      ドイツ | 『わたしが子どもだったころ』 | 
| 1958 | アストリッド・リンドグレーン (Astrid Lindgren)  | 
      スウェーデン | 『さすらいの孤児ラスムス』 ・レビュー(やまねこ10周年記念ラリー)  | 
    
| 1956 | エリナー・ファージョン (Eleanor Farjeon)  | 
      イギリス | 『ムギと王さま』 | 
国際アンデルセン賞 画家賞 1966-2024
Hans Christian Andersen Award for Illustration
| 受賞年 | 受賞者(英語表記) | 国名 | 主な邦訳作品と参考サイトなど | 
|---|---|---|---|
| 2024 | 
      Sydney Smith シドニー・スミス  | 
      カナダ | 
	  ・『うみべのまちで』ジョアン・シュウォーツ文/岩城義人訳/BL出版 ・レビュー(「月刊児童文学翻訳」2018年6月号) ・『ぼくは川のように話す』ジョーダン・スコット文/原田勝訳/偕成社 ・ レビュー(「月刊児童文学翻訳」2022年6月号) ・参考:「月刊児童文学翻訳」2024年6月号 ●賞情報●2024年国際アンデルセン賞発表  | 
      
| 2022 | 
      Suzy Lee スージー・リー  | 
      韓国 | 
	  ・『せん』(岩波書店/2018.12) ・画家公式ウェブサイト ・参考:「月刊児童文学翻訳」2022年7月号 ●賞情報●2022年国際アンデルセン賞発表  | 
      
| 2020 | 
      Albertine  アルバータイン(アルベルティーヌ) >  | 
      スイス | 
	  ・「マルタのぼうけん」シリーズ ゲルマノ・ズロ文/イシグロケン訳/トランスワールドジャパン ・画家公式ウェブサイト ・参考:「月刊児童文学翻訳」2020年7月号 ●賞情報●2020年国際アンデルセン賞発表  | 
      
| 2018 | 
      Igor Oleynikov  イーゴリ・オレイニコフ (イゴール・オライノコフ)  | 
      ロシア | 
      ・『まほうの木』(アンドレイ・ウサチョフ作/藤原潤子文/東洋書店新社/2020.10)  ・『ちいさなタグボートのバラード』(ヨシフ・ブロッキー文/沼野恭子訳/東京外国語大学出版会/2019.11) ・『あいたいな』(セルゲイ・コファレンコフ文/もきかずこ訳/学習研究社)、 ・『ねむれないよう!』(もきかずこ訳/学習研究社)など ・参考:「月刊児童文学翻訳」2018年4月号 ●賞情報●2018年国際アンデルセン賞発表  | 
      
| 2016 | 
      ロートラウト・ズザンネ・ベルナー (ロートラウト・スザンネ・ベルナー /ロートラオト・ズザンネ・ベルナー) Rotraut Susanne Berner  | 
      ドイツ | 
      ・『王女さまは4時におみえになる  ある愛のお話』(平野卿子訳 偕成社 2001)など ・2006年ドイツ児童文学賞特別賞受賞(←邦訳作品一覧はこちらを参照) ・公式ウェブサイト ・参考:「月刊児童文学翻訳」2016年4月号 ●賞情報●2016年国際アンデルセン賞発表  | 
      
| 2014 | 
      ホジェル・メロ Roger Mello  | 
      ブラジル | 
      ・『はね』(曹 文軒 ツァオ・ウェンシュエン文 濱野京子訳 マイティブック 2015.08)  ・レビュー(「月刊児童文学翻訳」2017年4月号) ・安曇野ちひろ美術館で企画展が開催された(2014年5〜7月)。 ・賞情報:2014年国際アンデルセン賞発表(「月刊児童文学翻訳」2014年4月号)  | 
    
| 2012 | 
      
      ピーター・シス Peter Sís  | 
      チェコ共和国 | 
      『生命の樹 チャールズ・ダーウィンの生涯』 『かべ 鉄のカーテンのむこうに育って』 ほか ・公式ウェブサイト ・賞情報:2012年国際アンデルセン賞(「月刊児童文学翻訳」2012年4月号) ・レビューは、作家別リストから参照のこと  | 
    
| 2010 | 
      ユッタ・バウアー Jutta Bauer  | 
      ドイツ | 『色の女王』『おこりんぼママ』『羊のセルマ』『いつもだれかが…』 ・ユッタ・バウアーについて(月刊児童文学翻訳2009年9月号) ・賞情報:2010年国際アンデルセン賞(「月刊児童文学翻訳」2010年4月号)  | 
    
| 2008 | 
      ロベルト・インノチェンティ(イーノセンティ) Roberto Innocenti  | 
      イタリア | 
      『エリカ 奇跡のいのち』 ・公式ウェブサイト ・レビュー(月刊児童文学翻訳2010年6月号)←『百年の家』  | 
    
| 2006 | 
      ヴォルフ・エァルブルッフ Wolf Erlbruch  | 
      ドイツ | 
      『クマがふしぎにおもってたこと』 | 
| 2004 | 
      マックス・ベルジュイス (Max Velthuijs)  | 
      オランダ | 
      「かえるくん」シリーズ | 
    
| 2002 | クェンティン・ブレイク (Quentin Blake)  | 
      イギリス | 『マグノリアおじさん』 | 
| 2000 | アンソニー・ブラウン (Anthony Browne)  | 
      イギリス | 『ボールのまじゅつしウィリー』 ・レビュー( 世界の児童文学賞ラリー)  | 
    
| 1998 | トミー・ウンゲラー (Tomi Ungerer)  | 
      フランス | 『すてきな三にんぐみ』 | 
| 1996 | クラウス・エンジカット (Klaus Ensikat)  | 
      ドイツ | 『小学館世界の名作6 十五少年漂流記』 | 
| 1994 | イェルク・ミュラー (Jorg Muller)〔Jörg Müller〕  | 
      スイス | 『うさぎのぼうけん』 | 
| 1992 | クヴィエタ・パツォウスカー (Kveta Pacovska)  | 
      チェコ共和国 | 『ふしぎなかず』 | 
| 1990 | リスベート・ツヴェルガー (Lisbeth Zwerger)  | 
      オーストリア | 『鼻の小人』 | 
| 1988 | ドゥシャン・カーライ (Dusan Kallay)  | 
      旧チェコスロバキア | 『どきどきおんがくかい』 | 
| 1986 | ロバート・イングペン (Robert Ingpen)  | 
      オーストラリア | 『アイドルベア』 | 
| 1984 | 安野光雅 (Mitsumasa Anno)  | 
      日本 | 「旅の絵本」シリーズ ・Japanese Children's Books 安野さんインタビュー  | 
    
| 1982 | ズビグニエフ・ルィフリツキ (Zbigniew Rychlicki)  | 
      ポーランド | 『ミーシャのぼうけん』 | 
| 1980 | 赤羽末吉 (Suekichi Akaba)  | 
      日本 | 『スーホの白い馬』 | 
| 1978 | スベン・オットー (Svend Otto S.)  | 
      デンマーク | 『クリスマスの絵本』 | 
| 1976 | タチアナ・マーヴリナ (Tatjana Mawrina)  | 
      旧ソ連 | 『かえるの王女 ロシアのむかしばなし』 | 
| 1974 | ファルシード・メスガーリ (Farshid Mesghali)  | 
      イラン | 『赤ひげのとしがみさま 』 ・レビュー(世界の児童文学賞ラリー)  | 
    
| 1972 | イブ・スパング・オルセン (Ib Spang Olsen)  | 
      デンマーク | 『おとなをつかまえよう』 | 
| 1970 | モーリス・センダック (Maurice Sendak)  | 
      アメリカ | 『かいじゅうたちのいるところ』 ・2003年アストリッド・リンドグレーン記念文学賞受賞  | 
    
| 1968 | イジー・トゥルンカ (Jiri Trnka)  | 
      旧チェコスロバキア | 『ふしぎな庭』 | 
| 1966 | アロイス・カリジェ (アロワ・カリジェ) (Alois Carigiet)  | 
      スイス | 『ナシの木とシラカバとメギの木』
       ・レビュー(世界の児童文学賞ラリー)  | 
    
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